2023年の四国ツーリングです。
9連休、5度目にして過去最高ボリュームの四国Tour。「如何にして四国カルストに行くか」「町道瓶ヶ森線は是非行きたい」「この辺でそろそろ徳島も再訪しておきたい」「やはり宇和海未済区間には行っておきたい」等々、思いついたことをそのままつなげて、コースが一気にできてしまいました。今にして思えば、あまりボリュームの調整をしなかったとも言えます。期待以上に上々の出来だった中国地方Tour22に気が緩んでいたかもしれません。
理由はどうあれ、行程計画の甘さが終盤まで影響したツーリングになったことは否めません。それは前回2017年から6年が経ってしまった四国での細道の行程感覚の欠如が色濃かったようにも思いますし、歳のせいとか普段の走り込み不足とか、荷物持ちすぎとか。10日行程だった五島列島TourはカメラはK-1系を持っていきませんでしたし、最近の北海道Tourはフル装備でも良くて2走1休ペースですし。
疲れで全然脚が回らないにも拘わらず、後で記録を読み返すと意外な程楽しそうです。実際、今となってはひたすら楽しかったなあとかまた行きたいなあという気しか無いのに、我ながら驚きです。宿も1箇所を除いて全部新規開拓でしたが、どこも心に残るまた行きたい宿ばかり。
装備についても何の気なしにいろいろと増やした挙げ句、カメラ関係はGR3が2台(予備機含む)、ThetaZ1にK-1改+単焦点レンズ4本。しかし結局K-1改については今回はほぼ使うことはありませんでした。代わりに疲れて余裕が無くても、とりあえずすがれるのが本務機GR3。そして今回意外な程大活躍したのがThetaZ1。近年やっと登場した純正独立編集アプリのRICOH THETA StitcherとPhotoshopの併用で、以前はほぼ撮って出しだった撮影画像がいろいろ調整できるようになり、昨年から導入したPannellumでWeb表示が大分自然になっています。こういう状況で、Thetaの想定用途が業務用向けにシフトしつつあり、やや気がかりなところです。
思い通りにはいきませんでしたが、やはりとても楽しかった四国Tourなのでした。これこそが私の、50代後半ツーリングなのでしょう。
記 2023/7/26
四国Tour17 2017/5/1〜7 11 2011/4/29〜5/5 04 2004/5/1〜4 01 2001/4/28〜5/5