四国Tour23#4
2023/5/2(火) 小松→直瀬-2

小松→日ノ浦 (以上#4-1)
→寒風山隧道
(以下#4-3) →東黒森下  40km
(以下#4-4) 七鳥→直瀬  6km

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路
ニューサイ写真 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 県道17は吉野川対岸に穿たれたトンネルから突如現れた国道192に合流、寒風山トンネルへ向かう谷を数km遡ってゆく。

 ぐっと幅が広く国道っぽい堂々たる表情の行動192は、その佇まいとは裏腹に登り斜度は5〜6%。みるみるうちにペースが落ち、道の駅を横目に少し先でコーヒー休憩とする。計画段階では朝少し早く出発すべく、ここの道の駅併設の宿に泊まろうとも考えていた。その宿を予約できなくてちょっと残念だった気持ちは、昨夜の素敵な旅館筒井で完全に消え失せていた。

  A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 9:10、寒風山トンネル着。国道にしちゃあかなり長い5km以上のトンネルだ。と思って眺めると、入口にもそれなりに格というか迫力があるように思える。その入口を横目に、こちらは脇の山中へと登って行く細道の旧道へ。

 ここを400m登って、寒風山隧道の入口から町道瓶ヶ森線に入るのだ。同じ寒風山の名前が付いても、トンネルは新道、隧道は旧道だ。この場所、前回は9時じゃなかったかと思う。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 旧道の斜度はかなり緩く、寒風山隧道まで400mを15段ものつづら折れで登ってゆく。道の外には森の下手に2段、時には3段下の道まで見下ろすことができるのが大変象徴的だ。道が狭く斜面の広葉樹林は密なので、森の木漏れ日で路上空間はまさに緑に染まっている。そしてつづら折れの折り返しでは晴れまくった青空に周囲の稜線を見上げることができる。結構見上げる稜線のどの辺りまでこれから登るのかは、前回の訪問でよくわかっている。まだまだ登る必要がある。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 しかしこの辺りから、そろそろ疲れが顕著に現れ始めていた。旧道区間の下の方では100m置きぐらいに脚を着いて休むようになっていた。これなら前回写真を撮っていたタイミングとそれほど変わらない。しかしその間隔は次第に短くなっていった。気が付くと前回寒風山隧道に着いた10時過ぎの段階で、あと100m近く残っているのであった。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 10:40、寒風山隧道着。標高1100m。前回ここでは薄曇り、隧道出口からあやしい霧が吹き出して大変迫力があった。頭上の青空に雲はほとんど無い。今日は青空の下ぽかぽかの隧道前広場である。時々上空に霞が拡がった前回でも青空の町道瓶ヶ森線を存分に楽しめたのに、それを更に、しかも大きく上回る、絶好の晴天だ。なのにここまで400mの標高差に1時間半かかっている。明らかに普段のペースより遅い。やはり、というよりどうしようもないほど疲れが貯まって取れていないのだ。
 ここから町道瓶ヶ森線(UFOラインという愛称より敬意を込めてこちらの名前で書きます)に入るのは、ちょっと危険かもしれない。前回から30分遅れ、まだ許容範囲かもしれない。しかし、町道瓶ヶ森線終点の土小屋のタイムリミットを13時半としていたのを、14時にしてもいいかな、と思い直した。しかしこれは前回の土小屋到着を12時半と勘違いしていたためで、後で見直すと前回の到着時刻は13時半だったのだ。それならタイムリミットは14時半として考えても良かったかもしれない。まあそれでも、結果は変わらなかったとも思う。

記 2023/6/4

#4-3へ進む    #4-1へ戻る    四国Tour23 indexへ    自転車ツーリングの記録へ    Topへ

Last Update 2023/7/9
ご意見などございましたら、E-Mailにてお寄せ下さい。
Copyright(c) 2002-23 Daisuke Takachi All rights reserved.