私の好きな道 #4
虹別・養老牛・中標津

赤は当該区間
1986/2 1986年の開陽 町道北19の脇道ダート 今は樹が成長したが地平線はちゃんと見える CanonA-1 FD28mm1:2.8 PX

虹別→養老牛→開陽→川北

 道道885・150・505・町道北19・新酪農道・道道975と、根釧台地の北西縁、虹別から、知床山脈の麓沿いに知床半島南岸へ、牧草地の中を向かう道です。何度か道道番号が変わったり町道になったりしますが、基本的には根釧台地の一番北側、山沿いの1本道。道としても直線基調で、地図上ではわかりやすいと思います。
 近年ではミルクロードという裁けた名前で呼ばれることもあるようですが、なんだかこの道の夢見るように静かな風景にしっくり来ないような気がします。

虹別→養老牛→開陽→川北

 このエリア、実は夏は低温の霧に覆われることが多いのですが、晴れたときの景色は本当に素晴らしく、私も初めて通った1986年に一発でノックダウンされてしまいました。その後もこの道を度々訪れています。特にここ何年かはほぼ毎年何らかの形で必ず走っていますが、必ずまた訪れたくなってしまう魅力的な道です。

 時々川を渡るアップダウンや、どこまでも一直線に続く道、広々とした牧草地とカラマツの格子状防風林、知床の山々、何箇所かで開ける地平線や知床方面の展望はとても印象的。特に何があるというわけではない道なのに、通る度に北海道に来れたヨロコビを感じさせてくれます。
 特に有名なのは、中標津町道北19号となる開陽台周辺。山裾を横切ってどこまでも延びてゆくアップダウン、ふと横を見ると空に消えて行く地平線、辺り一面の緑の牧草地。最近はライダーの間で聖地となっているようです。

中虹別 西別岳登山口辺り 養老牛 中虹別 どこまでも牧草地とカラマツ林が続く

 纏まりが良いので私は1本の道として捉えていますが、途中に分岐ポイントは多く、とほ宿や養老牛温泉等の宿、開陽台等の立ち寄りポイントも。全区間飲食店・商店ともに1箇所づつだけですが、これらの立ち寄りポイントで分割して様々なプランに組み込めると思います。

開陽→西武佐の曲がり角手前 拡がる地平線 西武佐 平地に見えるが意外な斜度がある 武佐→川北

記 2006.1/18

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Last Update 2009/2/20
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