養老牛温泉→(道道505号)養老牛
→(道道150号)俣落
→(農道・道道150号)開陽台→開陽→俣落
→(道道150号)養老牛
→(道道505号)養老牛温泉
約47km
開陽
開陽台
北進
養老牛
養老牛温泉
朝、起きると身体が硬い。7:00に朝食を頼んでいたので起きては見たが、走らなくてもいいという気持ちのせいか、食事して寝て温泉入って、また寝てを繰り返していた。それでも、昼になるとなんとなく意識もはっきりしてきたので、例によって喫茶店「牧舎」と、天気が悪くないので開陽台へ向かおうと思った。
12:30、養老牛温泉発。朝は曇りながら明るい空だったのが、気が付いてみたら山の方が灰色の低い雲に覆われている。しかもけっこう濃い雲だ。5時には戻りますと言って宿を出たが、まあなんとかなるだろう。
道道150号まで降りてくると、雲が濃いのは山際だけで、こっちの空は明るくなっていた。
青々と緑色の牧草地、一直線上に並ぶ防風林を眺めながら走る。天気がいいので、遠くまで見晴らしがいい。13:00、牧舎着。昼食後、開陽台へ。
チョイ坂でも、足に全く力が入らない。明日は大丈夫なのか、ちょっと心配。
15:00、開陽台着。この開陽台というのは、養老牛温泉と並ぶ中標津町のメイン観光地で、「360°の展望 地球が丸く見える丘」というのがキャッチフレーズだ。
実際、この開陽台からの展望はすばらしい。特段有名な山とか湖ではないただのだだっ広い平原の光景が、実に感動的なのだ。強烈に北海道を、大地を感じさせてくれる場所の一つだ。
久しぶりに行った開陽台だったが、いつもと変わらぬ地平線の風景がそこにあった。目の前に広がる中標津、根釧台地、丸い地平線をぼんやり眺めながら、例によってパット・メセニーの「Travels」をCDで聴く。この曲、もう最高に私の北海道ツーリングと気分が合うのだ。
以前辺り構わず張られていて、うるさいわ鬱陶しいわで悪名高かったオートバイのテントが無いと思ったら、展望施設の裏側にみんなテントを張っていた。これならまああまり迷惑もかからない。
おびただしい数だ。展望台から眺める星空は最高だろう。
15:45、開陽台発。ふと思い出して、おとといキャンセルしたとほ宿「地平線」へキャンセル料を払いに行く。開陽台から「地平線」へは3kmくらいしかない。
「地平線」で空を見上げると、なんと500mぐらい東の方は、すでに低いガスに覆われている。泡を食って、急いで帰った。
花山荘には17:00着。なんか身体も頭も動かない一日だった。
記 1999.8/13
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Last Update 2004.1/2