岩尾別→(道道93)知床自然センター
→(国道334)以久科北→(町道)以久科南
(以上#9-1)
→(国道244)西北標津→(農道・町道・道道975)武佐
(以上#9-2)
→(町道北19他)開陽台→(町道北19・道道150他)俣落
→(町道)北進
(以上#9-3)
→(道道150)養老牛→(道道885)虹別
→(国道243)札友内 159km
北進からはいつもの道道150、根釧台地最北端の山裾の1本道である。▼動画32秒
北進〜養老牛の細かいカーブ、行く手から現れて過ぎて行く防風林、すべていつも通りだ。▼動画46秒
とても好きな風景であると共に、開陽台と同じく、何だか今年も訪れることができた喜びで気持ちが一杯になる。
15:00、養老牛着。ここから標茶側は同じ1本道でも道の名前は道道885となる。
地形は川を渡るアップダウンが少なくなり、ほぼ平らな台地にほぼ一直線の道、広々とした牧草地、防風林に、北側の西別岳、仁田山等の山々。▼動画1分6秒
養老牛から最高地点の西別岳登山口、そして町境を越えた標茶町の中虹別と、国道243合流の虹別まで続く。
気が付くともうその景色を照らす日差しが、今日もすっかり赤くなっている。
養老牛を過ぎると開陽台から虹別までもう半分以上。今回も根釧台地が終わりつつあるのが何だか寂しくて、時間があるのをいいことにのんびりのんびり進むが、いつかは終わってしまう道でもある等と思い直したりもする。▼動画1分10秒
虹別で国道243に合流、最後に最高地点の電波中継所で見返りの地平線を眺め、今回も根釧台地にお別れである。▼虹別の見返り地平線 展望240°(Quicktime VR)・▼丘の上から弟子屈方面 丘陵の展望220°(Quicktime VR) 画像上でマウスをドラッグしてください
大型車がやや多く、落ち着かない国道243ではあるが、下り基調の道できょろきょろしていると、仁和の牧草地や森の間の起伏の多いダイナミックな風景が続く。
根釧台地の縁から裏摩周へ続く裾野の谷間を下っているのがよくわかる、そう悪い道ではないのである。
16:50、弟子屈着。町の外側をそのまま国道243でバイパス。
屈斜路への台地へ乗り上げて、塩分とカロリーに釣られて国道沿いの「弟子屈」でラーメンを食べた後、夕日の中をのんびりてれてれと、17:50、札友内「鱒や」着。
ここ何年かと違い、夜の気温も宿の中も北海道の例年通りで、過ごしやすく寝やすいのが有り難い。旅程9日目にして何とまだお盆休み前半、フェリーと長時間走行で道東に到達する常連さん達がまだ移動中なのか、今日の鱒やはお客さんが5人。その5人中3人がデジイチフル装備で、宿主さんのデジイチも含め、なんだかヨドバシカメラ状態である。
夕食は新サンマにホタテ、新鮮な野菜もたっぷりで、美味しくてバランスが良いのがとてもウレシイ。
明日はいよいよ津別峠にチミケップ湖。欲張り計画&熱中症&悪天候でタクシー輪行になってしまった去年の苦い経験を活かし(笑)、終着はサロマ湖に抑えてある。各ポイント、そこまでの経路とも、1日のんびりできるだろう。お天気なら。
記 2008/10/4
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