曜日と日付の関係で、去年と今年のお盆休みはほぼ1週間もずれてしまうことになりました。去年の北海道は最終日が8月14日、今年は初日が13日。思えば準備段階で余裕があったのは早めの準備開始などではなく、その1週分故ではないでしょうか。
8月中旬ともなると、1週間の違いは、そこはかとない秋の気配となって現れます。オホーツク方面の北風、草むらの中の虫の声、それに毎日夕方の早いこと。
まあ全体的には晴れ・曇り基調で、何とか大雨にならずに全行程を輪行無しで終えられたのは、ほんとに久しぶり。とても嬉しいことでした。内陸部では耐え難いほど暑い日もありましたが、意外にもクールビズで会社の冷房温度が上がったことで、去年より身体の暑さ耐性が上がっていたように思います。
しかし、ふと気が付けば、遂に20回目の自転車北海道。旅行中は意識していませんでしたが、思えば行く先々、随分いろいろなことが昔と変わっています。コンビニの増加、バイクの増加→減少、鉄道廃止。ダートの舗装化や新規ルートの開通、中には立ち枯れ樹木の風化で普通の湖になってしまった朱鞠内湖や景色そのものが変わってしまった美瑛などもあります。昔泊まった宿や水を戴いたお宅が無くなっていることも。
変わるもの、変わらないものの中で、北海道の魅力それ自体は変わらないものと言えます。もはや毎年あまり行く先も変わり映えしない私の北海道ツーリングですが、まだまだ訪れたい、そんな自分の気持ちを再確認させられた今年の北海道Tourでした。
記 2005.9/30 |