北海道Tour05 #5-1 2005.8/17
サロマ湖→養老牛温泉

サロマ湖畔YH→(道道858)浜佐呂間→(町道)富岡
→(道道7)日吉→(道道308)端野→(国道39)北見
→(道道27)最上→(道道682)チミケップ湖
(以下#2)→(道道494)本岐→(国道240)津別
→(道道588・林道)津別峠展望台
(以下#3)→(林道・道道588)屈斜路→(国道243)虹別
→(道道885)養老牛→(道道885)養老牛
→(道道150・505)養老牛温泉
   187km

赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路 チミケップ湖 静かな湖畔 Canon NewF-1 FD20-35mm1:3.5L PKR
赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路

 サロマ湖畔YHは湖畔の森に建っている。朝起きた時点では、その寝室の窓から、雲が切れた明るい空と明るく光った鏡のような湖面が見えた。しかし自転車に荷物を積む段階では、空はどんよりと曇り、時々水滴すら感じるようになっていた。
 なかなか予断を許さない状況だが、5:50、サロマ湖畔YH発。

サロマ湖畔YHの朝 浜佐呂間から富岡・日吉経由で端野へ 赤は本日の経路
出発
薄曇りではあるが朝日がまぶしいサロマ湖

 とりあえず国道238脇のコンビニもどきの酒屋へ向かう。毎年O157でぴりぴりの保健所が出した通達か、今年はどこの宿も前の晩におにぎりを作ってくれない。そんな状況下、早朝におにぎりが買えるのだから、ほんとはコンビニもどきなどと思ってはいけない。
 まあとにかくおにぎりを仕入れ、浜佐呂間南側の丘陵へ。

浜佐呂間出発 南側の丘陵へ まずは標高差80m登り 振り向けばサロマ湖が拡がる

 一直線の農道が丘を突っ切ったり、丘の向こうにサロマ湖が見えたり、なかなか楽しい。

牧草地が拡がる丘

 サロマ湖と言えば普通は湖が有名だが、この辺りから網走、斜里にかけて続く丘陵には、なだらかな丘に畑や牧草地、森、いかにも北海道風の景色が拡がる。いつももっとこの辺りが有名になるといいのに、と思う。

しばらくアップダウンが続く 牧草地以外にもいろいろな畑が続く 常呂川の平野へ

 丘陵から平野に降り、道道7で常呂川を遡る。山際の森の中の道には砂利・残土ダンプが多く、恐怖と砂埃の煙たさでつらい道がしばらく続く。
 常呂川の谷間が支流へ分岐すると共に道道も分岐し、道道7・308と名前が変わった道は、開けた北見盆地に出た。時には雲が切れて、陽射しが顔を出す程度に、天気は好転しつつある。暑いときには猛烈に暑いこの北見盆地、却って暑くない方が有り難い。

常呂川沿いの道 森が続いて木陰がウレシイがダンプが多いのには閉口 しばらく常呂川沿いに遡る 北見盆地へ

 8:10、端野で国道39に合流。さすがは2桁国道、何と恐怖の片側2車線だ。まあ、北見は大きな街なので、必ずどこかで交通量を我慢することになるのだ。それに北見盆地から始まった弱めの向かい風も、2車線の気流の後押しで少し楽になるだろう。途中の信号待ちも、国道が一番有利なはず。
 というわけで、そのまま我慢して国道39を進み、北見着は8:45。

国道39 北見駅前 開成峠へ

 街の拡がりを抜け、県道にしちゃ意外に車の多い開成峠を登って下り、「チミケップ湖」の標識で牧草地の茂みへと続く道道682へ向かう。

開成峠 狭い道は何となく埃っぽく、いつも印象は良くない 北見から開成峠経由でチミケップ湖へ 赤は本日の経路
道道682へ 急に静かな道になる

 茂みから低山の裾の森に着いた所でおもむろにダート開始。

何となく低山の裾に近づく 記憶通りにおもむろにダート登場 路面極めて良好 斜度も緩くて登りやすいダート
しかも木陰は涼しい 高い木々の下は意外にも開放感がある ちょっとニューサイ写真

 道道682はチミケップ湖外周の低山をうねうね巻いてひょいと越える道で、路面はきわめて良好。きっとあまり車も来ないのだろう。

森の道が続く 途中から細かいピッチのくねくねカーブ開始 下り始める 森の向こうに何となく開けた雰囲気

 梢の高い広葉樹の森に明るく開放感があり、チミケップ湖外周道路の雰囲気がそのまま続いているといえる。意外に長いダートに意外に時間は食ったが、しみじみ静かな森の道に、来て良かったと思った。

開成峠からチミケップ湖、津別方面へ 赤は本日の経路 湖岸間近
キャンプ場到着

 10:15、チミケップ湖着。北見へ早く着けた貯金をここまでのダートで使い果たしてしまっていたが、何と言ってもこの落ち着いた場所を目指してここまで来たのだ。いつもの湖岸のキャンプ場で、今回も少し休憩することにした。

人の少ない静かなチミケップ湖

 今日のチミケップ湖岸は人が少ない。森の切れ間、湖面へ続く緩い草原には、2組のキャンプ客以外誰もいない。程良い広さの山間に、明るい薄曇りの空を反射して、湖面は鏡みたいに静かだ。キャンプ客の声が切れると、もうあとは蝉の声、低いコオロギの声、時々飛び出すバッタの羽根音にばちっとトンボの羽音だけ。

以前はもうちょっと大きかったような気もする倒木を前にニューサイ写真 ついもう一枚 鏡のような湖水 更にもう一枚 好きな場所だから仕方ない

 10:40、キャンプ場発。
 湖畔の涼しい森の中、さっきの静かな路面良好ダートがそのままの雰囲気で続く。頭上が開けた広葉樹林の向こうには、明るい湖面が見え隠れしたり、近づいてきた湖岸が道に接したり。津別側湖岸まではそう距離は無いが、とにかく路面が良好で快適なダートだ。本当に今日も来て良かった。

湖岸の外周道路へ 森の間に湖面がちらちら

 津別側の湖岸、ちょっと道が広がって、溜まりになっている場所で再び足を停める。今までの鏡のような湖面が、ここでは木陰で水が透き通って、落ち葉の溜まった浅瀬が見える。水の中の落ち葉が、静かに朽ちてゆく時間を感じさせる。岸に寄せる僅かな波、木陰を徘徊する大きなトンボ。ずっと変わらないいつも通りの夏は、「太古の自然 チミケップ湖」という古びた看板の言う通りなのだろう。

津別側湖岸 お馴染みの看板 「太古の自然」のフレーズ、手描きロゴが泣かせる クリックで拡大表示します こちらは結構最近立った釣りの看板 クリックで拡大表示します

記 2005.9/19

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Last Update 2005.12/28
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