私の好きな道 #10
日本海オロロンライン

赤は当該区間
2004/8/14 臼谷にて 日本海青々、巨大に迫る雄冬半島 RICOH GR1 GR28mm1:2.8 CTS200

 日本海オロロンラインとは、小樽・札幌から道北の日本海岸に沿う国道231・232と、天塩から稚内へ向かう道道106の、海沿いの一続きの道です。この際抜海からノシャップ岬を経由して稚内へ回る北端部の道も含めることができるでしょう。
 石狩から雄冬半島、増毛への岩場、増毛・留萌から羽幌への平坦な山際海岸、羽幌から手塩への丘陵アップダウン、そして漠々としたサロベツ原野を掠める抜海・稚内への道道106と道の表情はそれぞれ変わりますが、色彩鮮やかな道南の表情から、道北らしいどこか寂しげな広々とした海・空・海岸の草原・台地へと変わる景色をめいっぱい楽しめる道だと思います。

 延々と続く1本道の大部分は海岸沿い国道ではありますが、札幌から石狩の海岸部に入ったところで一気に交通量は減り、そのまま十分サイクリングの許容範囲内の道になります。
 平坦な道が続くと思っていると、手塩・羽幌間のしつこいアップダウンや、開けた海岸沿いならではの強く際限無い風に手こずることでしょう。雄冬半島当たりの長大トンネルにも要注意。また、地図のあまりに密度の低い絵面に、距離感を狂わされないようにして下さい。

 夏の終わりには、毎年ここで日本海オロロントライアスロンが開催されます。増毛でスイム2km(海!)・その後自転車200.8km・ラン41.8km、制限時間14時間!人間じゃない…これを知って、初めて通ったときのこのエリアのちょっと寂れた印象が、一気に変わってしまいました。

記 2006/2/1

走行記録
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Last Update 2009/7/11
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