2000年のGWは、直前になって浮上した某物件検討のため、完全につぶれてしまいました。このため、予定していた北海道Tour00春はキャンセル。夏の北海道にすべてを賭けるしかなくなりました。
それだけに、この年の夏の休暇は比較的取りやすかったと言えます。デフォルトの9日に前後2日づつを加えた13日の休暇日数。これに当時会社で試行されていたフレックス制度を加えました。15時過ぎの東京発で急行はまなすを捕まえ、札幌着は休暇初日午前6時過ぎ。列車使用では究極の渡道プランです。この辺がまともなサラリーマンの限界でしょう。
ツーリング自体は、事前調整の努力が実ってというか、好天に恵まれて順調にいろいろ宿題をこなせました。前の年の99年、熱中症のために断念したオホーツク側山コースは、車も少なく景色も良く、北海道ツーリングを実感させる道でした。特に中頓別・歌登・仁宇布・下川と道北の中央部を南下する道が印象に残っています。また、チミケップ湖・然別湖・双珠別林道、津別峠・知床林道への再訪と長年の宿題も多くこなせました。それからNHKのドキュメンタリー番組で見て、ここしばらくの違和感の理由がわかった美瑛と縒りを戻せたのも満足。ツアー期間とともに年々伸びていた距離は、この年約1850kmに。
最終日は初めてのスポーク折れで国道札幌直行コースになりました。これだけが残念といえば残念。
記 2003.3/6
Last Update 2004.1/1