90年代初頭から前年98年まで長い間続いた冷夏は、この年一転して猛暑となりました。特に網走・北見地方は、日本中で一番暑いという、かなり凄ざまじい状況でした。道内の牛が2〜3百頭死んだりという話を聞きましたが、実際に牧場などでも、牛がぐったりして少ない木陰に集まっていたのを思い出します。
毎日頭上から照りつける凄ざまじい太陽光線に、熱中症直前まで追い込まれ、何度も予定の下方修正を余儀なくされました。冷夏続きの間に、夏のツーリングには必需品のはずの帽子を被ることを、すっかり忘れてしまっていたのでした。中標津で帽子を買ったところで、ちょうどコースが北海道でも一番涼しい根室エリアへ向かったことと、天気のサイクルが曇りにシフトし始めたので、何とか最後までツーリングを続けられました。行く先の宿でも、暑いのに換気が悪くて、蒸し暑くて寝られない所がありました。
一方、出発前日まで仕事でのとばっちりを尻拭い、一部は旅先で処理をするという、かなり際どい出発状況でした。
記 2003.1/1
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Last Update 2004.1/2