北海道Tour22#2 2022/8/11(木)
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俣落から開陽台入口までの登りは町道北19。朝に武佐へ向かった道の、民宿地平線を挟んで反対側の道だ。
開陽台入口から先は躊躇無く全押しで登る。約200km走った後だという言い訳が、今の私にはちゃんとある。
ただ、毎度思うが登り側の道で、わざわざ全体の距離の半分ぐらいでほぼ駐車場ぐらいの高さまで登った後、何故一度下って登り返しているのか。これが開陽台への登りを無駄に厳しくしているのに。
17:00、開陽台着。
展望台から見えるのは、やはり雲の下の、やや薄暗い根釧台地である。そして天気に拘わらず、また来れたという満足感が全く変わらないのも毎度の事。晴れの日はまた会える日に、などと思えるのは既に9月に中標津便を予約しているからだろう(結局台風発生でこのツーリングは中止になり直前キャンセル)。
売店は17時閉店である。営業時間に間に合わなかったと思い、まず展望台訪問を優先させた。それなのに、鍵が開いていたからついドアの中に入っちゃったお行儀の悪い観光客に対し、閉店間際のソフトを食べさせていただけたのは大変有り難いことだった。
17:35民宿地平線着。犬の散歩に出かけていた石川さんが、ちょうど戻って来たところだった。石川さん、こちらの行動パターンを読み切っている。
一言で言うと、今回も抜群に楽しい根釧台地202kmコースだった。5度目にしてますます全く飽きることが無く、逆にコースに詰め込まれた含蓄がより一杯感じられている。中標津・標津・別海・浜中・厚岸、再び別海・標茶・そして中標津。各エリアの特徴がそのままコースの起承転結になっていて、各パートに少しも無駄が無く大変バランス良く根釧台地の総まとめになっている。しかも、一見1日中牧草地のアップダウンだというのに、全く飽きることが無い。それは根釧台地という素材の良さ以上に、石川さんの根釧台地愛のなせる技としか言いようが無い。
そして今にして思えば、このコースが2年間の北海道ツーリングのブランクが埋めてくれたような気がする。
熊は出なかった旨報告した。「良かったですね。今年は熊が多いんですよ」とのこと。
明日は例によって弟子屈札友内の鱒やまで行けばいい。天気予報は中標津で午前中雨、弟子屈で18時以降に雨なのだが、SCWで見ると根釧台地ほぼ全域の弱い雨は10時まで。11時以降は根釧台地北部でキレイに晴れ始め、その後弟子屈も含め雨は降らないとのこと。明後日は晴れ時々曇りである。
明後日はどうも津別峠とチミケップ湖を問題無く狙えそうだ。それなら、明日は無理して雨中ツーリングなどしない方が良い。お昼に出発してストレートに弟子屈に向かえば、15時前には弟子屈に着けるだろう。
朝の天気が雨なら、10時まで天気を見ながら宿で籠城させていただくことにした。
記 2022/10/16
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