私の好きな道 #1
ベベルイ基線

赤は当該区間
1999/8/16 東中への一直線下り開始の辺り ポプラの佇まいがいつも心に残る Canon T90 FD20-35mm1:3.5L PKR

 「北の国から」で有名な麓郷、布礼別から、前富良野岳裾野の一番山側を通って、上富良野南の東中へ一直線に下る道です。ほんとは町道ベベルイ基線は布礼別から東中までの途中の町境までだけなのですが、便宜上麓郷・上富良野間とするとわかりやすいでしょう。
 前富良野岳裾野を横切るだけあり、晴れると大きく聳える前富良野岳・大麓山の眺めはとても印象的。また、眼下に拡がる八幡丘の波打つ丘は広々と、様々な野菜畑やポプラ、カラマツ等の木々とともに、ダイナミックで変化のある風景を見せてくれます。

 前述のように、東中への標高差200m弱一直線下りでは、富良野盆地と盆地反対側の山が次第に近づき、ちょっと他では見たことがないほど見応えがあります。この下りを楽しむためには、布礼別から北上する必要があります。

東中から少し登った辺り ほぼ緩斜面の直登

 私が初めてここを訪れたのは1990年夏。母子里発麓郷着の行程終盤、富良野盆地から標高差200m弱の直登と、その途中から始まった質の悪い穴ぼこダートに随分悩まされたものでした。特に登り詰めてしばらく平坦部が続いた後下り出す辺りでは、川原のような大きな石ころがごろごろ転がる悪路となり、その日は無事宿に到着したものの、翌日いくらも走らない内に後ろハブシャフトの折れに気が付いたのでした。運良くその日は旅程最終日だったのですが…。
 それがトラウマになって、その後長い間足を向けなかったのですが、今はもう良好ダートが前述のピーク平坦部に残るだけ。悪路の面影は全く残っていません。

布礼別から望む前富良野岳 一直線のベベルイ基線 ほぼ舗装路 前富良野岳・旭岳 晴れると陽差しの厳しい道

記 2006.1/18

走行記録
2008/8/16-12  2005/8/13  2001/8/19  2000/8/19  1999/8/16  1998/8/17

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Last Update 2009/2/20
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