憩→(町道他)美馬牛→(町道他・道道353)上富良野
→(道道298)東中→(町道ベベルイ基線)本幸
(以上#15-1)
→(町道ベベルイ基線)布礼別→(道道253)東山
(以下#15-3)
→(国道38)下金山橋→(国道238)金山
→(道道465)幾寅→(農免農道落合線)北落合
(以下#15-4)
→(農免農道落合線)ルーマ→(国道38)落合
116km
登り切ってしまうと、ベベルイ基線は背の高いカラマツの森の一直線の道となる。
今回は途中で行く手が工事通行止めとのこと。看板には、下手の農道八幡丘1号線への迂回が示されていた。
ベベルイ基線の森から下った八幡丘1号線は、打って変わって開けた丘の畑の中の道。
空の雲が低くて暑く、辺りが少し暗いのが少し残念だ。
迂回指示通りに出戻ったベベルイ基線から、布礼別へはまっしぐらの下り。
布礼別からは道道253、南布礼別、北麓郷と丘の下手に静かな田舎道が続く。▼動画35秒
途中から再び周囲が開け、大きな山裾の大麓山を背景にした麓郷の畑が拡がった。
いや、大きな山裾の大麓山と言いたいところだが、今日はその姿が半分以上雲に隠れてしまっていて、山裾の下部か見えない。堂々とした姿の大麓山を見たかった。
9:30、麓郷着。
交差点の毎度お馴染みの農協では、玉が大きめのメロンが箱入りでとても美味しそうである。「朝穫り」とのこと、試供品も瑞々しくて美味しそうだったが、その箱入り価格が\3,500〜4,000と安いのである。この際お土産を送ることにした。
やはりあまりに美味しそうだったトウキビを食べながら、ここでこの先の行程について再確認。
麓郷からは東山の畑の中を下り、国道38の樹海峠から幾寅へ出て、北落合を訪れた後トマムを目指すつもりだった。しかし、これから晴れるとなると、大型車の多い国道38を少し遡って樹海峠なんて越えるより、多少大回りにはなるが、かなやま湖岸を経由する方が楽しいかもしれない。それに東山から交通量の多い国道38を走らなければならない距離も、金山湖へ向かうならかなり減る。問題は北落合までの距離が増え、全体の距離が少し増えてしまうことだが、まあそんなことは北落合に着いてから考えよう。
9:55、麓郷発。
大麓山の裾野から拡がる麓郷の盆地は西麓郷で終わり。
ここから標高差約100m程森の登りとなり、麓郷の盆地の縁を越える。
ピーク手前の平沢から再び辺りが開けて畑が拡がった。
少し東の西瓜峠は終始森の中だが、こちらは森と集落を紡ぐような道なのである。▼新光から平沢を見下ろす 180°(Quicktime VR) 画像上でマウスをドラッグしてください
すぐ先の新光でピークとなり、振り返ると後ろの平沢の拡がり、行く手には山間に下ってゆく老節布の畑と奥の日高山脈の展望が開ける。▼新光から老節布を見下ろす 展望220°(Quicktime VR) 画像上でマウスをドラッグしてください
比較的晴れていたが、空に雲が増えてきた。速く動く雲で、拡がる視界は影になったり日なたになったり、なかなか写真を撮るタイミングに困る。でもこの伸びやかな素晴らしい景色を眺めてしまえば、もう何だかこそこそタイミングを計って写真を撮るのも気が引ける。
老節布の集落では、開けた畑の中にとどまつ、くろまつ、あかまつ、からまつと、植物の美しく可愛らしい名前が続く。
可愛らしいのは名前だけでなく、小さな集落そのものも、商店、集会所等があり、可愛らしく美しい佇まいである。
そんな集落が時々現れつつ、開けたなだらかな丘の畑や牧草地、もう夏の日差しですっかり乾燥させた牧草ロールが、下り基調の道の両側に続いて過ぎてゆく。▼動画1分2秒
記 2008/10/18
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