北海道Tour24#9
2024/8/13(火)仁宇布→中川-1
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起きてすぐ天気予報を確認。行程上の各地で昨夜より雨マークが少なくなっている。出発するには概ね問題無い。中川町で14時以降雨マークで降水確率50%、それ以外は曇りで降水確率30%、最高気温31℃。
曇り予報で31℃というのがわかりにくいが、過去の事例を総合すると、何が起こるにしても暑いか蒸し暑いのは確かだろう。少なくとも、夕方にはあまり良いことは起こらなさそうだ。しかし、目の前の空、雲は高い。天気予報としても歌登までは全く問題無さそうだから、歌登か中頓別で、空と暑さの雰囲気をみて身の振り方を決めればいい。
と思いながら荷物をまとめて食堂に降りると、プライベート牧草地の上に見事な青空が拡がっている。雲は多少出ているものの、陽差しが南側の山を照らし始め、影の中まで青く見えるほどだ。うだうだ考えず、この風景へ飛び込んでしまおう。
6:05、仁宇布ファームイントント発。
明るいソバ畑や牧草地を眺めながら仁宇布まで一下り。標高差は80m、実は結構な下りなので、空走していても速度がどんどん上がる。辺りが開けているので、眺める景色としては下り斜度をあまり意識できない。登りでは毎度この斜度が、訳分からない重さとなることを、知識としては知っちゃあいる。
牧草地の先に民家や農家が現れ、小中学校の外構通路を経由して道道120へ。下りから登りに替わって途端にペースが落ちる、これもやはり毎度の事。
西尾峠までしばしの登り、畑向こうの美幸線未成線土手や盆地を囲む山並みを眺めつつ、朝陽に輝く牧草地を淡々と進んでゆく。眺めつつ、というより防風板の向こうの景色を覗いてゆくという方が実態としては合っているかもしれない。
昨日あれだけ暑かったのに、仁宇布の朝は涼しいのが助かる。いや、風は涼しくも、空気の中にはまだ昨日の暑さが残っていて、思った程涼しくない。6時だというのにあまり寒くないことに驚くべきかもしれない。これからあまり暑くならないでほしい。
松山牧場先のゲートは、今日はもちろん開いている。その先緩い登りが始まった。これで名実ともに西尾峠区間だ。道が牧草地から森の木陰に入って少しほっとする。涼しいと思っていてもやっぱり暑いのかもしれない。道北の朝6時でこの気温、世も末だ。
西尾峠の手前から雲が動き、陽差しが雲の中に入ってしまった。少し薄暗くなるだけで辺りの風景が俄然険しい表情に変わり、こういうところは流石の峠、標高400mと思わされる。ただ、陽差しが出ていないのは暑くなくて助かる。
西尾峠を緩々っと越えた後は鞍部が少し続き、その後おもむろにすとんと谷底へ下り始める。この辺は逆方向から登っていても印象的だ。登りでの風景を思い出す。
森に飛び込むように谷底へ。濃厚な広葉樹林の密度、深さをひしひしと感じつつ、下りに任せて進んでゆく。
6時台の森は、得体が知れない迫力に満ち、静かというか不気味な雰囲気が溢れている。言うまでも無く、茂みに潜んでいるかもしれない熊が怖くて仕方無い。背中から腰にぞぞぞというような落ち着きの無さを感じる。
ただ意外にも、車が1時間遅いいつもと変わらないぐらいにけっこう通っている。大丈夫大丈夫、と自分に言い聞かせて無理矢理落ちつきを心がけ、下りに任せて森をそそくさと通り抜けてゆく。
もっとも、いくらそそくさと通過しているつもりでも、森は果てしなく延々と続くし、近年頻繁にTVニュースで報じられるようになった熊の爆走映像を観たら、下りであってもあの速度から逃げ切れるとは思わなくなった。
再び雲が切れた。少し拡がった谷底の森に陽が差し始め、森の中がぱっと明るくなってきた。見上げる青空も見るからに明るい。道を囲む大森林の木陰はまだまだひんやり涼しいものの、陽差しがとても鋭い。またもや昨日の暑さが思い出される。
牽牛橋から天の川トンネルへ。トンネル内の涼しさを大変有り難く、身体一杯に受け止めておく。
出口付近は空気中に結露しているのか、ガスが漂っていた。トンネル中央辺りの視界はガスっているような感じは無かった。群馬県辺りでもよく見かける、暑い日ならではの現象だと思う。昨日の暑さをまたもや思い出す。つくづく、昨日は走らないで良かった。
道北スーパー林道分岐から大曲の廃墟へ。
森から牧草地の丘を越え、再び谷間の森へ一下り。
やがて辺りが拡がり始め、正面に牧草地が見え始めた。7:35、上徳志別着。
南から下って7時台に上徳志別に着くのは、おそらく初めてだと思う。こりゃ歌登到着は確実に8時台いただきだな。さすがは仁宇布6時出発。
7時にして太陽はもうすっかり高く登っている。空には雲が出ているが十分に晴れていて、鋭い陽差しに照らされた牧草地が、輝やくように鮮やかだ。それでも去年より1時間早いと太陽は去年より低い。多分山や草の影が長くて風景全体の彫りが深く、そもそも木々の表情も去年と微妙に違うためか、風景全体の印象が去年の写真と違うように思える。そもそも牧草だって伸び方が毎年違うような同じような。
それにしても陽差しがとても厳しい。7時にしてこの暑さ。9時前だった去年に迫るぐらいに暑いように思う。そのあと気温がお昼に向けてものすごく上がるだろうから、1日これだと間違いなく辛いだろう。またもや、昨日運休したのは正しかったと思った。
よく写真を撮る牧草地でも、陽差しが少し低いせいか、風景のニュアンスがだいぶ違う。まあしかし、こういう違いに何か大きな理由とか違いは無く、単純に同じにならないというぐらいの話だと言うことはわかっちゃあいる。同じ場所なのに去年と今年の写真が全然違うことを、中学生の頃からもう何度も体験している。毎回訪れる度に見えるものは違うのだ、好きな場所を何度も訪れるのは悪いことじゃあないのだ、と思っておくことにする。
盆地が一旦狭くなり、乙忠部への道道1023分岐と盆地くびれ部分をすり抜けてゆく。牧草地もその外側の森も見事なほど緑が鮮やかで、つい脚を停め停め水を飲む。
8:10、志美宇丹着。水は十分に持ってはいても、いつものバス停自販機へ表敬訪問して缶コーヒーをいただいておく。ついでに、というかのんびりしすぎでいつの間にかいい時間になっちゃっている。集会施設の日陰で階段に座りこみ、ファームイントントで頂いたおにぎりをいただくことにした。
たかだか上徳志別から志美宇丹まで進むのに何と40分も掛かっちゃって8時台。でも、こういう晴れの日の風景を見逃してはいけない。去年もここを訪れた時には凄い晴れだった。こういう何年か続けて同じ場所で同じような天気が続く現象を、過去いくつかの場所で何度か体験している。因果関係がどうだか別にして、狙って訪れても良い天気の場所に出会える訳じゃない。良い天気の時は存分に楽しんでおく必要があるし、そのための時間は惜しんではいけない。こういう時には緩め行程の余裕が有り難い。私の行程もそれなりに長年の訪問を経て洗練されているのだ、などと一人で満足してみる。
8:25、志美宇丹発。いつも高い茂みがちょっと怖ろしい旧道へは今年は脚を向けず、そのまま道道120の新道へ。独特の、しかしいかにも道北らしくきりっとした雰囲気が漂う牧草地。上徳志別とはまた別の表情が漂っているのは、上徳志別がほぼ平坦な盆地なのと違い、こちらは山裾の傾斜地だからなのかもしれない。そういえば志美宇丹の定点撮影ポイントも、盆地内側を少し見下ろすようなアングルだ。
路面の気温は明らかに7時台より上がっている。志美宇丹峠への登り、いや丘越えでもう暑い暑い。しかし昨日も一昨日も休んでるし、まだ時間が早いせいか、思ったよりするするっと登ってしまうことができた。まあ遅くはあるが。
この先歌登では更に気温は上がるだろう。不安とともに峠から狭い谷間を辺渓内に下りきる。ところが盆地が拡がる辺渓内の少し先では、歌登の向こう側、山々に大きな灰色の雲が溜まり始めているのに驚いた。天気予報で午後以降になっていた雨雲が、早くもやって来ているのだ。
途中晴れの風景に脚を停め停めするうち、8時台どころか9時を過ぎていた。
空は歌登に近づくと、再び晴れ始めた。歌登毎度の展開で、他が雷雨の時でも歌登では青空すら見えることがある。今回も流石の歌登である。
9:15、歌登着。8時台確実と思っていたのがもう9時。まあ、今日は夕方から雨予報なので、焦っても行程を稼げない。そして歌登の町では、やはりかなり気温が上がっている。
この際寄れるときに確実にセイコーマートに立ち寄っておく。
9:35、歌登発。もはや路上の風は熱風と言っていい。町外れで道道120の谷間に進んでも、やはり暑いものは暑い。少しつづ斜度が上がる登りで、必要以上に速度を落とし、あまり頑張らないようにしずしず進んでゆく。
あまりしずしず進みすぎても、道端の熊の糞の痕跡が気になってしまって厄介だ。道のど真ん中にも、まだ艶々した大きいのがどかっと落ちていたりする。きゃー。
処分場の先で斜度が上がり、谷底から離陸して少しほっとした
。先の方に見えていた峠の手前を眺め、行く手のカーブを曲がって稜線の山肌に取付き、峠手前の展望で少し脚を停めて写真と撮っておく。
いつもの行動をさくさくこなして兵知安峠を越えると、急に、やっと気温が下がった。まだ陽差しは出ているものの、いつの間にか空に雲が増えているのだった。
延々と続いた狭い谷間の森から牧草地に放り出された兵安で、再び正面に雲が出始めた。
色が濃い、何となくディティールがとろんと不鮮明な、雨っぽいような雲だ。敏音知の頭にも雲がかかっている。ただ、雲はまだそんなに低いようにも思えない。むしろ知駒峠に向かうには、あまり気温が上がらず都合は良いいかもしれない。
知駒峠行っとけ、ということかな、と思いながら谷間の牧草地を中頓別へ。
途中の牧場を過ぎるとのんびりと牧草地と森の谷間が拡がった。
こちらからだと道は意外に下り基調。時間は十分にあるし、行程に何か画期的に欲張りできる余地は無い。進めるときは頑張らずに進み、遅くなるときは逆らわず抗わず徒然に遅くなって、あくまで道なりに時の過ぎゆくままに。
11:25、中頓別着。上徳志別から歌登までかなり時間がかかったものの、その後はまあまあの進行と言っていい。
歌登でセイコーマートに立ち寄ったばかりではあるものの、この後知駒峠を経由するなら、終着の中川までセイコーマートは無い。お店がある時に、有り難くここらでお昼にしておくことにする。国道反対側の福祉施設に、軽食店的な施設が併設されていたのを見つけたのは確か数年前。そちらに脚を向けても良かったものの、何となく空の下でこの空模様を見極めたいような気もして、脚は自然にセイコーマートに向かった。
実際には雲はそれほど高くなくその中は明るく、空を眺めて余り判断するような緊急性は無さそうな気もしていた。たとえ59歳になっても、軒下に座り込んでむしゃむしゃ食べて飲む時間は、私にとってとても楽しいツーリングまっただ中のひとときなんだと思う。
休む間、順当に時は過ぎてゆく。最近、昼食ではあっても、お10時とかおやつのメンバーに野菜とヨーグルトが加わるだけというパターンが多い。どこのセイコーマートにもHotChefがあり、カロリーが高いクロワッサンが行程中食べ続けていられることが原因じゃないかと思う。
11:55、中頓別発。
すかっとしない空模様の下、流されるように私は知駒峠へ脚を進めたのだった。どうせ曇りであることが判っていても。
淡々と狭めの牧草地が続く取付区間では、次第に両側に森が近づいてくる。牧草地の合間に森が近づく度、どこにクマが潜んでいても不思議じゃない道北の森だ、と思いながらおっかなびっくり淡々と進んでゆく。
気温はやや高めで、暑い印象が先に立つ。毎回、この辺から知駒岳への登り始め100mぐらいまでが、一番退屈でしんどいはず。
高度が上がり始めて谷間を飛び越える橋が連続する辺りから、周りの景色が拡がって涼しくなるはずだ。と思っていたら、今日はその通りの展開になってくれた。
少しだけ涼しくなったいのは有り難いものの、空の雲は厚い。雨までは降ってこないものの、明らかに去年眺めたような超絶展望は望むべくも無い。それでも、見覚えのある曲がり角で少し写真を撮っておく。これが今年の有り難く楽しい知駒峠だ。
近くに見下ろす山裾の大樹海から平地の展望は澄んで続いているが、空中の正面より上、敏音知の頭を隠す辺りに、とろんとした灰色の変な霧っぽい雲が拡がっている。それがすぐ雨に変わることは無さそうではあるものの、暑さも含めて変な雲だ。
地図上ではあと2回峰を折り返すと、稜線を回り込む峠手前の区間だ。もう少し、と思ったらまだ標高350m。
スノーシェッドは確か400mだし峠は450m。まだ100mもあるのだ。それでも、稜線に取り付いてしまえばあとはもうすぐに感じられるのも毎度の事なのだった。
13:40、知駒峠着。たかだか400mの峠に2時間も掛かっちゃったことはさておき、また来れて嬉しい。来て良かった。という自分の気持ちだけを確認し、そのまますぐに下り始める。峠それ自体にあまり脚を停めるべき要素が感じられないのは、いかにも切り通しっぽい山側斜面と、枯れて朽ち気味の路側帯に原因がある。
中問寒側の下りは、広めの道幅と直線とカーブで何回ものつづら折れを描いて下り続ける。
斜度はあまり厳しくなくても北海道峠にしちゃあメリハリのある豪快な構成の、どっちからの登りも下りも楽しい道だと思う。
こちらでもやはり、雲が遠景を隠している。利尻はおろか幌延の手前辺りから、もうやや濃いめの実体感がある低い雲が空に拡がっている。こういう状態だと天気予報通りに夕方から雨が降るだろうし、脚があっても無くても、このまま毎度お馴染みの問寒別・中川コースを辿って早めに中川に着いちゃうのが適切なんじゃないか、と納得することができた。
下り終盤でつづら折れ区間が終わり、道道785は着陸するように問寒別八線に下りきった。
一気に気分が変わって淡々と進む中問寒の平地は、曇りだというのに何だか生暖かい。やはり昨日の猛暑が地面に保温されているのかもしれない。なのに風は意外に涼しいぐらいに涼しく、ふらふら流していくぐらいのペースで進む分には助かる。
問寒別へ半分ぐらい進んだ辺りから空に再び青い部分が現れ始めた。陽差しに照らされるという感じじゃないものの、何となく風景全体は少し明るく、午後っぽく赤みを帯び始めていた。
14:40、問寒別着。
いつも何となく気が急いていて、問寒別では自販機だけ立ち寄ったり立ち寄らなかったりということが多い。今回はいい機会だと思い、集落の西条Qマート前で少し休憩することにした。まあしかし、食料は一杯持っているしこの後中川に着いたらセイコーマートもQマートもある。結局やることはいつもどこでも同じく、缶コーヒーなど飲んで地図を差し替えるだけなのだ。
などと思っているとハエが汗を吸いに来た。最近はそんなハエも見かけなくなった気がする。と思いつつ、面倒混じりで優しく放っておいたら、ちくっとしやがった。外観はハエそのものでも、何とサシバエという名の吸血ハエなのだった。そういうハエを、私は小学生の頃から昆虫図鑑のハエページで知っている。そう言やあ、以前サシバエを初めて見たのは、道北の酪農地帯だったことも思い出した。
癪なので、やはり面倒混じりでハッカスプレーを直撃してやる。でも、もし立場が変わって自分がサシバエだったらこりゃあたまらんだろうと、志賀直哉のように少し後悔したりもした。こういうことをやっていると、いつか罰が当たるのだ。
あとは道道541で中川まで20km足らず。
歌内手前の80mの丘越え一登りは、なんでこんな所をわざわざ登って下るんだと毎回思う、少し億劫な丘越えだ。一方で問寒別側の静かな山間牧草地、歌内側山裾の白い花がとてもステキなソバ畑の眺めが、毎回とても楽しみな区間でもある。
と思っていたら、そのソバ畑が今年は一面牧草地に変わっていて驚いた。少し残念ではあるものの、しかし或いは牧草地と畑で転作を繰り返すのかもしれない。この道はまた今後も通るだろうから、又の出会いを楽しみに。
歌内から先、天塩川沿いの土手を2箇所フルコースで寄り道経由し、とにかくひたすらのんびり進んでゆく。だってまだ15時台なのだ。ホテルもチェックインが始まったばかりだよ等と思いつつ、暑くもなく雨は未だ降らず風も無く、とても気楽な行程だ。
今はまだ雨は降っていないものの、雲は空の中で低く厚く暗くなり始めている。夕方にはもう降り始めるかもしれない。でも昨日一昨日と条件が悪くて走れなかったのに、走れる日はこんなに気楽でのんびりできる。有り難さを通り越し、不思議な可笑しさすら感じられる。
自分の運休基準が年々上がっていることは確かだ。何度も同じ場所に来ているとそういうことになる。それに近年、「こりゃあやめとく方がいいよな」という天気のせいで運休せざるを得ない日が増えているのは確かなことだ。
などと考えながら淡々と、次々現れる既知の風景や、宗谷本線の元無人駅が廃止されてしまっているのをやや受動的に眺め、道なりに時の流れに身を任せるように脚を進めてゆく。
そういう余裕があれば、不思議なほど中川にはすぐ着いてしまったように思えた。しかし歌内から50分。順当な寄り道含みの時間なのだった。全く、中高年老いやすく学成り難しで嫌んなっちゃうよ。
15:50、中川着。セイコーマートに寄ったらそれなりに時間は食い、出発は16時を過ぎてしまった。
16:20、ポンピラアクアリズイング着。まず風呂に入って身体中べたべたの汗を流してから、レストランで夕食をいただく。まだ17時過ぎ。外は違和感を感じるほど明るい。しかし既に、霧雨みたいな雨が降り始めていた。
明日の天気予報は稚内市、猿払町で12時以降雨、降水確率70%になっている。中川町と幌延町では曇り、降水確率50%。これだとまず輪行前提だ。
それより台風だ。台風7号が発生していることを一昨日の朝、橘さんに聞いてはいた。そしてここまでの天気予報で気はつけちゃあいたが、いよいよ北海道への接近が17日、18日には北海道の南を通過してゆくようだ。今のところの経路だけで言えば直撃は避けられそうだが、それにしても橘さんの嗅覚の鋭さよ。
これだと最終日17日の行程がどうなるかわからなくなってきた。16日の仁宇布→大村は行けるかもしれない。まあこちらもかなり山深い。去年など半分以上進んだところで撤退させられた。今年もそんな状況に陥らないよう、経験を活かして注意して身の振り方を見定めねば、我ながら学習能力が問われる。
判断に困るような山奥を通らない美深峠・国道275経由だと、判断は比較的簡単なのかもかもしれない。もっとも2014年など、行けると思って進むうち幌加内で撤退させられた。天気が荒れると北海道は難しい。というより、最初からそんなアブナイ橋は渡らないというのが大人の行動だとも思う。私も59歳なんだから。
記 2025/2/1
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