北海道Tour24#9
2024/8/13(火)仁宇布→中川-3

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

仁宇布→上徳志別 (以上#9-1)
→歌登
(以上#9-2)
→中頓別
(以下#9-4) →知駒峠
(以下#9-5) →問寒別
(以下#9-6) →中川
 132km  RIDE WITH GPS

ニューサイ写真 RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 9:35、歌登発。もはや路上の風は熱風と言っていい。町外れで道道120の谷間に進んでも、やはり暑いものは暑い。少しつづ斜度が上がる登りで、必要以上に速度を落とし、あまり頑張らないようにしずしず進んでゆく。

 あまりしずしず進みすぎても、道端の熊の糞の痕跡が気になってしまって厄介だ。道のど真ん中にも、まだ艶々した大きいのがどかっと落ちていたりする。きゃー。

 処分場の先で斜度が上がり、谷底から離陸して少しほっとした。

 先の方に見えていた峠の手前を眺め、行く手のカーブを曲がって稜線の山肌に取付き、峠手前の展望で少し脚を停めて写真と撮っておく。

  A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 いつもの行動をさくさくこなして兵知安峠を越えると、急に、やっと気温が下がった。まだ陽差しは出ているものの、いつの間にか空に雲が増えているのだった。

 延々と続いた狭い谷間の森から牧草地に放り出された兵安で、再び正面に雲が出始めた。

   RICOH GRⅢ GR18.3mm1:2.8

 色が濃い、何となくディティールがとろんと不鮮明な、雨っぽいような雲だ。敏音知の頭にも雲がかかっている。ただ、雲はまだそんなに低いようにも思えない。むしろ知駒峠に向かうには、あまり気温が上がらず都合は良いいかもしれない。

 知駒峠行っとけ、ということかな、と思いながら谷間の牧草地を中頓別へ。

 途中の牧場を過ぎるとのんびりと牧草地と森の谷間が拡がった。

 こちらからだと道は意外に下り基調。時間は十分にあるし、行程に何か画期的に欲張りできる余地は無い。進めるときは頑張らずに進み、遅くなるときは逆らわず抗わず徒然に遅くなって、あくまで道なりに時の過ぎゆくままに。

 11:25、中頓別着。上徳志別から歌登までかなり時間がかかったものの、その後はまあまあの進行と言っていい。
 歌登でセイコーマートに立ち寄ったばかりではあるものの、この後知駒峠を経由するなら、終着の中川までセイコーマートは無い。お店がある時に、有り難くここらでお昼にしておくことにする。国道反対側の福祉施設に、軽食店的な施設が併設されていたのを見つけたのは確か数年前。そちらに脚を向けても良かったものの、何となく空の下でこの空模様を見極めたいような気もして、脚は自然にセイコーマートに向かった。
 実際には雲はそれほど高くなくその中は明るく、空を眺めて余り判断するような緊急性は無さそうな気もしていた。たとえ59歳になっても、軒下に座り込んでむしゃむしゃ食べて飲む時間は、私にとってとても楽しいツーリングまっただ中のひとときなんだと思う。
 休む間、順当に時は過ぎてゆく。最近、昼食ではあっても、お10時とかおやつのメンバーに野菜とヨーグルトが加わるだけというパターンが多い。どこのセイコーマートにもHotChefがあり、カロリーが高いクロワッサンが行程中食べ続けていられることが原因じゃないかと思う。

記 2025/2/1

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Last Update 2025/3/2
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