北海道Tour24#2 2024/7/14(日)
民宿地平線の根釧台地ベスト202km-6

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

開陽→俵橋 (以上#2-1)
→別海温泉 (以上#2-2)
→上風連 (以上#2-3)
→奥別寒辺牛 (以上#2-4)
→中西別
(以上#2-5)
→泉川
(以下#2-7) →俣落
(以下#2-8) →開陽
 201km  RIDE WITH GPS

ニューサイ写真 RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 コースは北西向きに自衛隊矢臼別演習場の北に沿ってゆく。左手演習場側には、カラマツの大森林が殆ど切れることが無い。一方右手には、緩く波打つ牧草地が広がり始める。というより、雲が無い時には、ここで知床山脈まで一望できるのだ。開陽台みたいみたいに見下ろす眺めじゃなくても、根釧台地の広大さを実感させてくれる、202kmコース後半ハイライトの一つなのである。

 ということを何度か通ってから私は理解できるようになった。そしてそういう展望が拡がることを知ってはいるものの、ここ10年ぐらいそういう事態に出会ったことは無い。とは思いつつ、雲の切れ間からそろそろ青空と陽差しが出始め、かなり暑くなってきた。どうせ雲が多いのだ。あまり暑くなってほしくない。

 11:55、別海町大規模育成牧場着。相変わらず左に矢臼別演習場のカラマツ大森林、右に広々と牧草地が拡がる。根釧台地202kmコースを構成する横方向銘道、北側山裾の道道885・150・町道19号、南端の道道813、そして矢臼別・別寒辺牛北側のこの道。どれも北海道のどこと比べても何ら見劣りのしない、いつまでも訪れたい素晴らしい道だと思う。そういう箇所ばかりっちゃあそういう箇所ばかりだが、このコース、本当に濃密なのだ。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 地形と牛の柵を目印に、いつもの私的展望ポイントで少し足を停めることにする。北側の牧草地を眺めてはみても、今日は相変わらず雲が多い。牧草地の向こうに遠景や知床山地が全く伺えない。

 等と思いながら、サドルバッグの食料を少しづつ食べてゆく。少しづつ行動食を食べるのが楽になっちゃった身体に、クロワッサン(特にミニクロワッサン)は食べやすくて大変都合が良い。まあ、おにぎりも随分お世話になったし今でも嫌いじゃあないんだが。

 西春別の自販機まで、まだもう少し。そろそろ水の残量が心配だ。すぐに尽きるという程じゃないので、確か国道272の手前に現れるはずの自販機までは保たせることは可能だろう。しかし自販機が撤去されていたら、マズいことになる。まあ、ヤバくなったらどこぞの牧場で水でもいただくか。こういうのんびりしたところが、延々と無人の大森林が続く道北縦貫道道とは根本的に違う、根釧台地のいいところだ。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 南側の矢臼別演習場が成長途上のカラマツに替わり、その後牧場に替わった。北西に向かっていた道が北に向かったりまた北西に向かったりし始めると、そろそろここまで続いた中西別から西春別に移行し始める、と思っている。

 

 分岐の行き先を示す看板の地名は中西別から西春別に変わったものの、相変わらず自販機は現れない。まだかまだか、と思っていたら、やっと登場してくれた。まだボトル残量はあと2回ぐらいぐいっと飲める感じではあったものの「やったー」と自然に声が出るくらいに、そろそろ給水したくなっていた。そして自販機は撤去されていなかったのだ。良かった良かった。
 自販機の前でとりあえずペットボトルを1本ごくごく飲み干し、こういう点では、202kmコースも大分裁けてきて難度は下がったと言えるかもしれない、などと思う。さっきまでかなり心細かったのに現金なもんだ。
 番犬がワンワン吠えながら寄って来た。優しさを心がけ、ニコヤカによしよししてやると、向こうも態度を軟化させてくれ、こちらを襲ったりしない。話せばわかるのだ。いろはす2本をボトルに入れ、残りをまたがぶ飲みし出発すると、その番犬がしばし後を追ってきて焦った。牧場の端で引き返していったのは、番犬としての業務範囲なのだろう。また来月会えるといいね。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 西春別(より南側の牧草地だが私は202kmコースでは便宜上この辺をそう呼んでいる)から泉川は、地形に沿っているわけでもない線形の道を、分節的に乗り換えてゆくイレギュラーな分岐や変曲点が続く。GPSトラック無しではなかなか辿りにくいんじゃないか、というエリアだ。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
   RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 過去の石川さん手描き202kmコースの地図では、この辺から根釧台地北西縁の道道13まで、特に道道13合流手前の傾斜地に直交区割りの牧草地が続く辺りは、何種類かの経路があるように思う。

 実際には過去に通ったどの道も、防風林や開けた牧草地、谷底の不気味な林など、泉川という場所の豊かな個性を感じさせてくれる風景ばかりだった。

  A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 ただ西春別と泉川の間には谷がいくつかあり、道が地形に沿っていないため、この辺で道をどう選ぶかでしんどさはかなり変わる。
 このため、この辺は何処を通っても楽しめるということだと勝手に解釈し、石川さんの手描き地図から少し外れたりして毎回経路を変えることにしている。

 前回は、国道272に沿った経路を気軽に選んでしまい、現地で大回り過ぎたかとか考えすぎで実際は既済経路が多かったとかちょっと後悔したような記憶がある。今回は、比較的楽にこの辺の経路をこなすことを前提にいろいろ考えていた。しかしそのコースはGPSに入れるのを忘れてしまっていた。そこで、うろ覚えに計画を思い出しながら走ってみた。結果として結構あっけなく道道13に合流できてしまった。また、開陽に戻ったら距離はほぼ200kmだったので、もう少し大回りしても良かったかなと思う。

 ところで、西春別から泉川に来た辺りに、仮設みたいなお店でソフトを売っているのを発見した。ちょうど暑くなっていたものの、ここまで来たらながかわ商店の自販機まで行っちゃおうと思い、結局通過してしまった。間違いなく有り難い202kmコース上の補給施設なので、次回通ることがあって開いてたら立ち寄ることにしようとも思う。

 

 そしてもう1箇所。直交区割りの牧草地まっただ中で、自販機を発見してしまった。今後存分に活用させていただくことになると思う。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

記 2024/10/17

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Last Update 2025/2/16
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