峠部分は去年秋に眺めたとおり、山側斜面を切削した拡幅工事が完了していた。
その先、去年秋は何となく拡幅工事やってるなぐらいに眺めていた道路改良工事に、今回は大きく進んだ印象があった。主に下側斜面を補強したらしく、道端の樹木が伐採されたことにより、道から下界の展望が一変していたのだ。
最初の尾根を回り込むまで、所々で幌加内の盆地や江丹別側山奥のソバ畑を見渡すことができた。お陰で所々で脚が停まった。そこにそういう風景があることは知っていたので、それは江丹別峠を通り始めた頃何回か見たはずの風景なのだ。そしてその後、その後、森が高くなって道端を覆い隠して風景が見えなくなって、その風景はすっかり忘れていたのだ。
ただ、そういう場所では道端から急斜面がすとんと落ち込んでいるため、何となくお尻がざわっと落ち着かない怖さを感じたことも確かだ。工事完成の暁には、何か対策されるかもしれない。
最初の尾根を回り込んでから拓北までの下りでも、所々で拡がるソバ畑が見事だった。
2019年と昨年秋に工事していた、沢沿いの凹みみたいなカーブを飛び越えるように設けられた区間で、やはりこれまで森に遮られて見えなかった風景が拡がったのだ。その時は確か工事車両がいたためか、これらの風景をまったく意識したことは無かった。
久しぶりの江丹別峠がいいご褒美をくれたのかもしれない。また、これまで淡々と登ったり一気に下りきるだけだった江丹別峠旭川側の、印象を変える大きな変化でもある。
木陰は確実に少なくなったので、これまで木陰が多かったこちら側も、暑い幅広新道峠に変わりつつあるのかもしれない。
13:30、江丹別中央着。
蕎麦屋が美味しいことはわかっちゃあいるものの、下り途中で随分風景に足留めを食っている。蕎麦屋は去年入ったし、未だ食料に全く不足は無く、旭川まで下ってしまえば補給場所には困ることは無い。そのまま脚を先に進めてゆく。
途中緩いながらも下り基調が続く。丘ぐらいの登り返しすら無い。鷹栖へ分岐してゆく道道848は、2019年秋に雨の中を通ったことを思い出しながら見送る。
道道72が近文へ向かってゆく江丹別橋では、やはり2001年での訪問を思い出して見送り、そのまま少し狭くなった気がする江丹別側の谷間を、少し細くなった気がする道道915で下ってゆく。
嵐山で再び谷間が拡がり、道は道道98に合流。もう北海道縦貫自動車道の橋をくぐり、すぐに江神橋に到着だ。一連の流れを、安心して他人事の様に眺めながらのんびりと進むことができた。
14:20、江神橋着。遂に旭川に自走で到着できたことが大変嬉しい。以前は当たり前のように毎年やっていた旭川自走到達。ここ数年は天気のせいにしていて、実際その通りなのだが、できなかったことでもある。
記 2025/2/1
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