私の好きな道 #14
十勝北端横断道

赤は当該区間
2001/8/10 新得上手の丘を登るとそこはもう十勝まっただ中の世界 RICOH GR1 GR28mm1:2.8 CT100

上士幌→国道274→鹿追→岩松橋→屈足→新得

 例によって私が勝手に付けた名前で、十勝北部の交通の要所上士幌から、十勝平野の一番北の外周を西端の新得へ向かう道です。上士幌から瓜幕へ一直線に突っ切る国道274と、山裾の屈足経由の道道85・593・718、新得からの取付区間を適当に通りやすいようにまとめて記憶しているので、こういう形になります。
 まず十勝北部の交通の要所、上士幌から西へまっすぐ20数kmに渡って一直線に伸びる国道274。十勝平野全域に拡がるグリッドパターン状の道の一番北側、山沿いのこの道は、まあ山沿いの道らしく緩いアップダウンとともに、牧草地や様々な野菜畑、そして十勝名物のカラマツ格子状防風林の中を抜けて行きます。十勝平野の上端だけあり、広々と開けた風景と点在する牧場がいかにも十勝らしく、大雪山に続く山々も間近に眺めることができます。

 瓜幕で国道274から道道85・593となった道は、迫る山裾に押されるように漸次南へシフト。瓜幕・屈足間、屈足・新得間と2つの谷間を経て、新得へ降ります。この間、間近に迫った山々、その山際の牧草地や十勝川の谷間は、何とも緑鮮やかです。

 この道は基本的に牧草地と畑の中を通るのですが、新得に近づくに従って目立ち始めるのがソバ畑。そう、新得町はソバが名産なのです。夏のソバ畑はほんの少し緑っぽい白で、カラマツの間に拡がるソバ畑がまたふんわり静かな風景です。十勝らしい景色を十分に楽しめる道だと思います。
 途中には瓜幕の然別湖への分岐や、鹿追で南下して羽帯へ向かう国道274〜道道133・54、そして忘れてはいけない屈足でのトムラウシへの道道718など分岐はいくつかあります。また、新得への取付も何種類かのパターンが考えられます。

記 2006/2/8

走行記録
2006/8/12  2004/8/12  2002/8/9  2001/8/10  2000/8/18  1999/8/15   1998/5/3

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Last Update 2007/1/14
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