五島列島Tour19#8 2019/5/4(土)
福江島3 玉之浦→三井楽-6

玉之浦→向小浦→大宝 (以上#8福江島3-1)
→黒瀬 (以上#8福江島3-2)
→富江 (以上#8福江島3-3)
→荒川 (以上#8福江島3-4)
→貝津
(以上#8福江島3-5)
→柏
(以下#8福江島3-7) →八ノ川→三井楽
103km ルートラボ

富浜海水浴場から泊経由で三井楽へ 赤は本日の経路
ニューサイ写真 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 

 旧道らしい細道で岬を回り込んだ次の港町貝津で、周囲の切り立った岩場の海岸と内陸の低山は、がらっと変わって三井楽半島の台地となる。
 三井楽半島は、中央に聳える標高182mの京ノ岳を中心にして、海岸へ向かって下る裾野の台地に丸い形の畑や田んぼ「円畑」がびっしりランダムパターンで拡がっている。「空から日本を見てみよう+」では、泡のように小さく丸い畑が拡がる特徴的な空撮と共に「牛タンが一杯落ちてます」と紹介されていた。個性的で楽しい農村風景を見ることができると思ったので、まずやや外側を時計回り、西側で折り返して内側の山裾をもう1周、計2周するコースを描いて楽しみにしていた。2周のんびり廻って時間が足りるかやや心配ではあったものの、今まだ14時台。まず大丈夫だろう。

 まあ、とりあえず1周目へ。

 貝津で漁港立寄りを省略したため、序盤で道をちょっと間違えたものの、集落から畑の中をアドリブで修正してゆく。

 ついさっきまでの絶壁際や山中の1本道とは全く違う気楽さが楽しい。こういう振幅が楽しい今日の行程だ。

 農村に建つ貝津教会を見学し、三井楽半島南の山裾、森と畑と農家集落の境界部を北東、半島の内陸方面へ。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
  貝津から泊経由で三井楽へ 赤は本日の経路

 桐ノ木で折り返してちょっとだけ経由した国道384では、「航空自衛隊福江島着陸場」が現れた。
 計画時に地形図や空撮で眺めて、どんな飛行場か楽しみだったものの、現地には簡素な標識塔以外に建物や飛行機関係の機器は一切無く、フェンスで細長い滑走路が囲ってあるだけの大変あっさりした場所だった。名前が飛行場ではなく着陸場である所以だろう。
 後で知ったが実はこの時、道の駅まで数百mの場所にいたのだった。竹山から桐ノ木まで裏道を経由したため、国道に建つ道の駅関係の標識を見落としたのだろう。

 GPSトラックに沿って国道384から北へ入り込むと、丸く区切られた円畑や田んぼ、牧草地の中、計画時にまっすぐだと思っていた道の線形は緩く細かくカーブしていた。

 畦や木立が囲む円畑が細胞のように並び、その間を細道は細胞壁のように、緩やかに右へ左へ曲がりながら畦や木立の中に続いていた。道端の木立が切れると円畑の外周は畦や茂みとなり、道の反対側が木立となる。

 こうして円畑の空間が畑単位で分割され、細道が次から次へと小さい空間を渡り歩いてゆくのだった。それは空撮で見た、おびただしい丸い畑がびっしり集まる面的な拡がりとは、全く別の味わいである。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 また、棚田のような展望が拡がるのかとも想像していた。現地ではそういう展望よりも、小さく居心地がいい円畑の空間感覚が楽しい。空撮と地面を辿る時の風景は全く違うということがよくわかった。しかしこれはこれで、大変特徴的で、印象に残る訪問だった。

 浜窄からは、県道233へ。波砂間、丑ノ浦、塩水、渕ノ元と小さな集落を繋いだつもりで選んだ道は、それまで円畑を辿ってきた道よりやや広めとなり、いかにも集落間の生活基幹道そのものである。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
 

 とはいえ、道の表情はのんびりとあまり県道っぽくなく、やはり楽しい道だ。基本的には海岸と京ノ岳を除く三井楽半島全域が円畑農村地帯であり、畑の中へ向かえば、そこには円畑が続いているはずだ。

 県道級の道は、畑の細道が10数km続くより、却ってコースに変化があって良かったかもしれない。

 渕ノ元からは丘陵を乗りこえ、コースは三井楽半島最北の漁村、柏へ。

 確か半島最北集落への表敬訪問のつもりでトラックを描いたような気がする。

記 2019/6/16

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Last Update 2019/7/15
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