私の好きな道 #24
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北海道の東・南・北と尖った形は誰でも知っていますが、その尖った部分の岬はどれも古くから有名です。中でも北海道を旅する人にとって、日本最北の宗谷岬は避けて通れないものと言えます。
大まかに東側は国道238で浜鬼志別から知来別、東浦と人気のない海岸に淡々と道が続きます。東浦からはやや台地と海岸のアップダウン気味の道に、最果て独特の物寂しいような張り詰めたような雰囲気が漂い、特に宗谷岬手前辺りの笹原の道は、何がどうと言うことはないのですが、一見の価値あり。
いかにも最北端らしく、風の強い寒々しい岬は、スピーカーから演歌が延々と流れる典型的な観光地。余りにも有名な最北端のモニュメントがあり、好き嫌いに係わらず、訪れた人はとりあえずここで写真を撮ることになります。
西側は打って変わって、南稚内まで平坦な海岸に漁村が続きます。途中から砂浜になる海岸線は、東側よりも人口密度は高く、小さな漁村が続きます。
訪れる場合は、東側からどんどん寂しく厳しい雰囲気になる道を北上して岬に到着、後は淡々と稚内へ向かうのが、気分的には切りが良いのではないかと思います。
記 2006/2/27
走行記録
2008/8/14-1・2
2006/8/18-1・2
1993/8/9