北海道Tour20#4-5
2020/8/9(日)札友内→生田原

札友内→ウランコシ (以上#4-1)
→津別峠展望台 (以上#4-2)
→チミケップ湖 (以上#4-3)
→開成橋
(以上#4-4)
→生田原
147km  RYDE WITH GPS

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路
ニューサイ写真 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 13:35開成橋着。この先北見市街を通過するために、裏道GPSトラックをばっちり組んである。国道38まで実際にはせいぜい2〜3kmも無いものの、去年は地図を何回か確認して多少だれたような気がしていた。迷ってはいないにしても。

 GPSトラックによるコースは概ね適切で狙い通りだった。しかし、途中無加川を渡るのにとんでもない橋(というか導水管の点検通路)を通る羽目になった。

北海道Tour20#4 2020/8/9(日)札友内→生田原 北海道北見市豊地 無加川河岸にてにて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 さすが航空写真だけ見て、直線モードで描いて繋いだ道だけのことはある。事程左様に、北見市街の裏道通過は意外に難しいことなのかもしれない。

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 ある意味本日一番の難所、国道38へ。片側2車線の路上には、大型車を含め車が絶えない。今日は、気を緩めると煽られそうな程強力な、向かい風気味の横風が吹き荒れている。更に上からの直射日光、下から照りつける照り返しで、お昼前の津別に引き続き私は意識不明になりつつあった。1日で一番暑い時間帯の14時を過ぎるまであと30分弱。留辺蘂まで24kmの標識に、1989年の初訪問時、北見市街で日が暮れてしまい「留辺蘂YHまで30km/hで行けば40分じゃん」などと考えたことを思い出す。まああの時は若かったというよりかなり凄まじい追い風だったからな。
 14:05、東相内セブンイレブンへ緊急避難する。留辺蘂まで24kmの辛い国道38、途中でエアコンが効いた室内に入れて大変助かった。アイスで冷気とカロリーを補給して、14:15、東相内発。

 その後も国道38では、向かい風気味の横風に悩まされた。脚を回し続けても10km/h台しか出ない。そして暑い。私が走る路側帯空間のすぐ外を大型車やら乗用車がばんばん通過してゆくのが怖いし、車が巻き上げる埃が時々目に入って痛い。

 しかし、相内から交通量は多少減った。空も薄い雲が拡がって、陽差しが大分弱まっていた。また、14時半を過ぎると気温そのものが下がり始めた。

 そして、薄雲の下に留辺蘂手前の山がシルエットで現れ、もう留辺蘂までは時間の問題だという気になってきた。まだ風は全然弱くならないが。

 15:15、留辺蘂セイコーマート着。風は相変わらず吹き荒れているものの、この先国道338へ進むと谷間とコースが北向きに変わる。生田原まではずっと追い風に変わってくれるかもしれない、過大な期待は禁物だが。風向きとは別に、交通量ががくっと減る方が確度が高く、それはあてにできる。
 生田原まで先が見えた気になって、スマホで去年の記録を読み返す余裕もでてきた。去年は留辺蘂着が15:35とのこと。去年と同じペース、つまり全く無理せず着実に進みさえすれば、金華峠は余裕を持って越えられるし、ホテルノースキングにも去年と同じかもう少し早い時間に着くことができる。安心感が裏付けられた気がした。
 今日は津別峠、津別、チミケップ湖、留辺蘂と昨年比20分早着が続いていて、それがずっと安心感につながっている。しかし、よく考えると出発が20分早いというだけの話でもある。それだけで気分が全然違うのが我ながら可笑しい。

 15:35、留辺蘂セイコーマート発。

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 国道338に入ると、ずっと悩まされてきた強い風は、目論見通りに追い風に変わってくれた。交通量も、国道38からの分岐で大分少なくなり、更に留辺蘂の平地内でほとんど脇道に消え去った。留辺蘂から谷間に入ると木陰が路上を覆い始め、毎度のんびりした国道338となった。そして、熱にやられそうだった身体が大分楽になった。

 今日最後の登りとか金華峠とか言っても、せいぜい登りは130mぐらいのもの。毎回最後にちょろっと登って終わりの峠である。淡々と進むうちに何だかあっという間に元金華駅を通過。

 更に淡々と進んで谷間へ続く上金華林道の入口を見送り、金華峠への登りが緩っと始まった。それでも登りは登り、こちらの速度はがくっと落ちてしまう。

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 峠を越えると生田原へひたすら下りである。短い峠区間の斜度が収まってからも、かなり緩い下りが続く。すっかり影が長くなって夕方っぽい清里の谷間を下り続け、次第に拡がる谷間を囲む近くの低山を眺めながら生田原市街へ。

発着地点 パターン1 パターン2
生田原発

JR石北本線

旭川着
7:26

オホーツク

09:44直通
09:36

大雪2

11:50
旭川発

JR函館本線

深川着
直通09:47

オホーツク

10:07
12:00

ライラック22

12:18
深川発
JRバス
幌加内着
10:25

11:35
14:25

15:42
幌加内発
JRバス
朱鞠内着
朱鞠内湖畔着
12:58

12:58直通
13:55
15:59

16:49
組立&自走

 16:40、生田原セイコーマート着。
 物資を買い込む前に、まずは明日の予報を確認しておく。明日の予定次第で仕入れる物資が変わってくるのだ。
 西興部、滝上で12時以降雨マーク降水量0mmだが、あの辺では何度か山の中で大雨に降られている。市街地で0mmなら、山間や農村部では1〜2mm、あるいはそれ以上の大雨でも全然おかしくない。更に幌加内と名寄と下川で15時以降雨、降水量も15時で3mm、18時1mm。もうこれで輪行決定には十分だ。
 朱鞠内湖に輪行で向かうには、去年より1本早い生田原7:26の特急オホーツクで生田原を出発する必要がある。ホテルノースキングの朝食は7時からだ。輪行を完了した自転車を駅に置いておき、朝食を15分ぐらいで速攻で食べれば辻褄は合いそうだ。でも、そもそも朝食は頼んでいない。セイコーマートで朝食を仕入れておかねば。

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 16:50、ホテルノースキング着。

 今年の夕食は過去毎度の宿泊セットメニュー「ノースキング御膳」ではなく、心魅かれていたアラカルトメニューのステーキと季節企画メニューのホタテアスパラクリーム生パスタ。かなり腹一杯になった。ノースキング御膳も悪くなかったものの、サイクリングにはこっちの方がいい。

記 2020/11/22

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Last Update 2021/3/7
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