紀伊半島Tour18#5
2018/5/1 近露→御坊-4

金比羅橋から椿山ダム経由で三十木へ 赤は本日の経路

近露→中辺路町栗栖川 (以上#5-1)
→龍神村栃谷 (以上#5-2)
→小家
(以上#5-3)
→阿田木
(以下#5-5) →高津尾
(以下#5-6) →御坊
114km ルートラボ

上越方から川原河へ RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 小家の金比羅橋でこちらは国道424と別れて対岸に渡り、椿山貯水池沿いの道へ。

しばし集落が途絶える日高川渓谷 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
 

 曲がりくねる谷間に集落はすっかり途絶えたものの、山に挟まれた谷間の空間はここまでの谷間より多少拡がり始めた。

紀伊半島Tour18#5 2018/5/1 近露→御坊 小家→椿山貯水池 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
山間をのたうち回る日高川渓谷 PENTAX K-1 HD PENTAX-D FA15-30mm1:2.8 ED SDM WR パノラマ合成

 岸辺には山が続いていて、時々曲がりくねる谷間と川原を見渡す以外に何か脚を停める要素は無い。しかし広い川原の岩畳や緑色の川面、曽気どき水没しそうな岸辺に頼りなく生えている若木、そして山を駆け上がる緑の森は見応えがある。

川幅が拡がり始めている RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
濃厚な森林が立ち上がる 水の色が凄い RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
 

 対岸に国道424が通っているお陰で、こちらには車が殆どやってこない。道幅はやや広く、岸辺の山は森ばかりで、川をひたすら下っているはずなのにより山深さが感じられるようになってしまっていた。

なかなかに山深い雰囲気が漂う RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 一体この山はどこまで続くのか、あまり里が現れないと却って心配になるほどだ。

紀伊半島Tour18#5 2018/5/1 近露→御坊 椿山貯水池 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
鮮やかな湖水 何か入ってんじゃないのかと妄想 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 それでもいつの間にか対岸が遠くなり、谷間が名実ともに湖に変わり始めて、やっと椿山ダムに近づいていると実感できるようになってきた。

椿山貯水池 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8 パノラマ合成

 11:15、平着。
 GPSトラックは椿山ダムの堤体を渡り、対岸の集落へと続いている。ここには確かルートラボで何かの観光施設っぽい名前が描いてあり、何か食べられるかもしれないと目を付けていた。そのため、宿にはおにぎりを作ってもらっていない。

紀伊半島Tour18#5 2018/5/1 近露→御坊 椿山ダム #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 まだお昼前だが、そろそろ腹が減り始めていた。ここまで日高川沿いの細道を辿ってきて現地を見るに、ここ以外に何か食事ができそうな画期的な店が現れるとも思えない。いや、国道に向かいさえすれば、ところどころに道の駅があることはわかってはいる。必要以上に国道を経由せずに、何か食べられるチャンスなのだ。
 案の上それっぽい場所に「美山温泉」という看板がみられた。何となく看板の方へ脚を向け、そのままそれっぽい案内の通りに「愛徳荘」併設の食堂へ。

 11:40、平「愛徳荘」発。

  椿山ダムから阿田木経由で下田原大橋へ 赤は本日の経路

 あまり目立った起伏の無いこの谷間にしては、ここで一気に50m標高が下がり、下りきった愛口で標高180m弱。ここからはもう完全にあまり大きな下りも登り返しも無く、御坊まであと50kmちょっと、ほぼ一定に下り続けるはずだ。毎日山奥で10%の峠を登り下りしていた今回のツーリングの、いよいよ最終局面である。

 流域には集落が再び現れ始めた。椿山貯水池の手前から谷間の幅は多少拡がった反面、山々が切り立って川岸には平地があまり無い。そして少ない平地がまとまって存在している。

国道424が通る対岸は賑やか RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 渓谷と集落が一体化していた龍神村に比べ、大きな渓谷の中に平地と集落が点在する、全体としての空間を感じさせる。大分下流に下って来たはずなのに、まだ風景が下流っぽくなることは無さそうだ。

 

 こちらの岸には相変わらずのんびりした雰囲気が続いていたが、竿元で遂に対岸の国道424へと渡るトラックがGPS画面に現れた。この先こちら側には道が途切れるということだが、現地とルートラボが違う事だってある。

こちらは静かな細道 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
  竿元で引き返す RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 今は道が続くような雰囲気を感じたので行ってみたら、やはりすぐ道は廃道っぽくぬかるみ始めた。1%の可能性を信じてそのまま進むより、今はあまり深入りしないことにしておく。御坊で早い時間の列車に乗れる可能性だってあるのだ。昼食を食べ終わり、私もそういうことを意識し始めていた。

 おとなしく引き返してしばし国道424へ、再び対岸へ渡るまで1km足らず我慢。

上越方 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
  川原河へ なかなかに山深い というか下流へ下ってるのかどうか心配になる RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 御坊まで登り返しは無いはずだったが、上越方で国道424は山の低いところを乗り越えて、山を挟んでぐるっと回り込んでいる反対側の谷間へ降りてゆく経路になっていた。そのピーク手前の細道分岐は、道の掛け替えで乗り換えポイントは坂の上に変わってしまっていた。しかし、坂の上まで登らされたからと言って国道通りに谷間をショートカットしてしまうと、折角ここまで谷の形通りに下って来たのに画竜点睛を欠いてしまう。それに、やはり川沿いの細道を大回りする方が楽しい。

 地形図の名前にもなっている川原河の集落へ、ぐるっと谷間を回り込む。阿田木では、さっき通った国道424が行く手の対岸から降りてきて交叉し、こちら側の山中へ分岐していった。いつの間にか日高川の谷間の形通りに沿いにぐるっと回り込んだため、山を越えてショートカットしてきた国道424に対して進行方向は逆向きになっていたのだった。

川原河から阿田木へ RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 前方から山を越えて下ってくる国道424をこちらから眺めると、幅が広く車が多く、何だかまるっきり見慣れない道だ。あの坂の上にいたのは20分も前じゃないのに。

阿田木 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

記 2018/6/9

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Last Update 2018/6/23
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