紋穂内→咲来→咲来峠
(以上#7-1)
→歌登→小頓別→敏音知
(以上#7-2)
→上駒→知駒峠
(以上#7-3)
→中問寒→上問寒
(以下#7-5)
→南幌延→幌延
(以下#7-6)
→オトンルイ→天塩
169km
RIDE WITH GPS
12:10、知駒峠着。標高466m。
峠の北側も、5〜6%ぐらいの一定の下りで山腹の安定した斜面を行ったり来たりして、一気に低地へ下ってゆく。こういうところはいかにも、造って通した道らしい線形だ。
また、知駒岳を始めとする山脈は、その北側もやはり低地から一気に立ち上がっていることがよく理解できる。しかし南側に比べて、ダイナミックに展望が拡がることは少ない。
下っている間に空は雲が次第に去り、全体的に晴れ始めてきていた。
以前、上駒の分岐近くには「サロベツ・利尻を一望!」などと謳い文句が描かれた、道道らしからぬ観光系の看板が建っていた。前3回の訪問ではことごとく曇りか濃霧だったため、晴れたらそういう眺めが開けるものと思っていた。
しかし今日、この天気でまだ利尻やサロベツは眺めることはできない。そちら方面の遠景は雲に隠れているので、もしかしたらあの雲の中にそういう風景が拡がっているのかもしれない、などと手前の低山や樹海を見下ろしながら思う。或いは道路建設時に伐採した道端の木が再び大きく育って、かつては見えていた展望を隠しているのかもしれない。
12:50、中問寒着。もうすっかり空は晴れていた。
知駒峠の次は、また小さな峠の未済経路がある。谷間の牧草地のまっただ中の分岐を、問寒別方面ではなく上問寒・北進方面へ。
この道も確か2000一桁年代中ぐらいまで途中で終わっていたように思う。また、以前雨の薄暗い日に下って来て、かなり心細かった印象が強い道でもある。
今日はかなり明るく暑いぐらいの晴れで、低山に囲まれた緑の牧草地を、夏の風が通り過ぎてゆく。牧場と牧草地が静かにのんびり大変好ましい。道東から昨日まで、雨や低温に悩まされていたのが嘘みたいだ。多少の向かい風など気にもならない。
記 2017/12/6
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