北海道Tour17#7
2017/8/15(火)紋穂内→天塩-2

紋穂内→咲来→咲来峠 (以上#7-1)
→歌登→小頓別→敏音知
(以下#7-3) →上駒→知駒峠
(以下#7-4) →中問寒→上問寒
(以下#7-5) →南幌延→幌延
(以下#7-6) →オトンルイ→天塩
  169km ルートラボ

国道40旧道 RICOH GR GR18.3mm1:2.8 咲来峠から本幌別経由で歌登へ 赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路

 咲来峠の手前から路面が濡れ始め、下り始めてすぐに本降りの雨が降ってきた。薄暗く肌寒くもあり、早々に雨具上下を着込んでしまう。

今回は雨の咲来峠 RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 ぬらぬらと真っ黒に塗れた舗装面、特に水たまり部分で何かの拍子に滑ってはいけない。まだ朝なのだし、急ぎすぎずに緩い下りで楽をしよう。

 咲来峠から下ってすぐ本幌別に降りる印象があったが、実は意外に距離がある。地形図を見直すと、歌登まで半分ぐらいの地点と言ってもいい。ずっと緩い下りだけで下ってしまえるのが、そういう印象につながっているのだと思う。今日については、薄暗い雨の中延々と続く森と茂みの無人地帯が、さっき見かけた巨大な熊の糞による恐怖を増していた。あんな巨大な糞の落とし主が、この辺の山中にはうろついているのだ。

 やっと本幌別に着いて安心できたものの、本幌別には数年前に廃校となった小学校があるぐらいの集落なのに、自販機は無い。そのまま通過してしまう。

 本幌別から先、道は牧草地の中を更に緩い下りで延々と歌登へ下ってゆく。11kmで標高差60m程、この間ほとんど平坦な地形が歌登方面へ下り傾斜しているだけで、目立った起伏や谷間の拡がりは無い。広々とした牧草地は低山に囲まれ、特に南側の山々は北側の山々よりぐっと高く、すっきりと立ち上がる姿が毎回見応えがある。

雨雲が低い歌登側の谷 PENTAX K-1 smc PENTAX-FA43mm1:1.9 Limited

 今日はその姿が、もう山裾から厚い雲に覆われていた。雨はもう上がっていたものの、雲もまだかなり低く、予断を許さない。広々とした牧草地には、ところどころ大きな水たまりが見られ、また時々渡る川は、濁流で泥水が溢れそうだ。これも近年では毎度の道北の風景でもある。
 まあしかし、15時から日本海側の天塩で晴れると思っているので青空と日差しを期待してしまうのである。咲来峠から東側の天気は露骨にオホーツク海沿岸に影響されるということもわかっているので、オホーツク海側へ向かうとこうなるのだ、と思ってしまえばそれまでの話だ。知駒峠辺りに向かう頃には、何とか晴れに向かってほしい。

 歌登から知駒峠に向かう道は、道道12・小頓別経由国道275と道道120兵知安峠経由の2拓となる。前者は、大回り(とはいえ35kmぐらい)だが登りは少なく、去年も使っている。後者は、距離は短い(とはいえ劇的に短くはない)が標高差200mちょっとの峠を含むコースで、毎年道北縦貫道道としてお世話になっている。天気さえ良ければ、好みと気分だけで選んで構わないような2択だ。
 今日は雲がかなり低い。そしてこの薄暗い空の下、まだ8時過ぎ。山間の谷間には早朝の雰囲気がたっぷり残っている。というより、山深い兵知安峠では熊が怖い。雨が強まるのも心配だ。どうせ3日後に通るチャンスはあるのだし。
 このため、歌登手前の道道12への分岐ではあまり悩まず、道道12へ向かうことにした。

水たまり混じりの牧草地 RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 道道12で標高差100m弱を10km強、ほぼ均等に高度を上げてゆく間、上流へ向かって谷間は次第に狭くなってゆく。

歌登から小頓別経由で知駒峠へ 赤は本日の経路

 周囲には道北らしい牧草地と植林主体の山林が小頓別手前まで続き、最後にひょいと低い峠部分を越えて小頓別に降りる。

 典型的な道北内陸の地形通りの道であり、今日は終始薄暗い空の下だった。

 小頓別では、何日か前に鱒やの橘さんに噂を聞いた木造の元旅館を表敬訪問。その後、国道275で中頓別方面へ。

 秋田、上頓別と緩い下りに身を任せ、9:05、道の駅ピンネシリ着。
 時間が早いせいもあるが、基本的にこの道の駅は自販機と売店のソフト以外にあまり補給できそうなものは無い。もっとも10km弱下手には中頓別のセイコーマートがあるし、ここに訪れる人の大部分は車かバイクを利用していると思われるので、実用上全く不便は無いのかもしれない。

 用を足している間に、それまでも雨具が必要無い程度に漂っていた空気中の水分が完全に消え、空の雲は勢いよく動き始めていて、更に辺りも急に明るくなっていた。咲来峠から雨が続いたお陰で、このまま雨が続くなら今日は標高の高い知駒峠には行けないのではないか、とすら思っていた。でも、いよいよこれから晴れに向かうのかもしれない。

記 2017/12/6

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Last Update 2018/4/14
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