開陽→養老牛→俣落
(以上#13-1)
→俣落→北進→高峰
(以下#13-3)
→養老牛→上標津→虹別
(以下#13-4)
→計根別
(以下#13-5)
→大成→中虹別
(以下#13-6)
→養老牛→俣落
(以下#13-7)
→開陽台→開陽
100km
RIDE WITH GPS
7:50、開陽台発。
俣落に降りてくると、牧草地は早朝から朝に移行していた。風景が全体的にすっかり日なたに出ていて、日差しも上から差していて、風景全体の雰囲気が違う。
中標津2泊3日で狙い定めた中日ど真ん中の時間帯が、始まっているのだった。
俣落から北進へは、2008年に通った下手の道へ向かってみた。いつも通る道道150は、俣落から北進へ80mの登りがある。絶対量はともかく、根釧台地では随一の登りと言っていい。特に北進手前では、段丘を真正面から登る直登区間がある。地図で見ると標高差自体はそう大したことはなく、せいぜい30m。一直線に段丘を一気に昇るその眺めが、視覚的につらいのだ。
道道150と北進で合流するこちらは、こちらは少しづつ開けた牧草地や防風林の中、視覚的に気付かないぐらいに合流点へ高度を上げてゆく。一括払いか分割払いか、ぐらいの差かもしれないものの、2008年の訪問時はこの道で空がどんどん晴れ始め、真っ青な空と勢いよくどんどん動いてゆく白い雲、そして牧草地の開けた眺め等、いい印象があった。にも拘わらず、今回再訪して、途中の風景は全く覚えていないことに気が付いた。風景が新鮮に感じられるのは、或いは道道150の使いすぎなのかもしれない。
道が北西方向へ向かい始めると、脚がやや重くなってきた。北側の山裾まで開けた牧草地の道なので、実際には道が登っているようには見えない。
自分の貧脚が悲しくなってくるので、「いやいやいやこれは実は登りなのだ」と努めて思う必要がある。貧脚の事実は無くならないので、単なる現実逃避だ。そういう葛藤とは別に、整った牧草地に北側の知床山地、なかなか眺めがいい。
しかし山裾に近づくに連れ空に雲が増え始め、道道150合流点に近づくと、日差しが隠れ始めてきた。今日は全体的に雲の動きが速い。少なくとも1日中、開陽台で眺めたほどの晴れが続くわけではなさそうだ。
道道150合流点はそのまま直進して北上。もう少し山裾の高峰まで寄り道してみた。開陽台に長居した時点で、今日はもうあまり先を急がず、その時点その時点で天気の良さそうな方向や楽しめそうな道へ向かう、という気になっていたのだ。
この道も以前1・2度だったか訪問したことがある。高峰を調子に乗って進むと途中でダートに変わるので、基本方針としてはダートまで踏み込まないことにしておく。まあ別に踏み込んでもいいのだが。
ちょうど雲が固まって押し寄せてきていた。空は雲に覆われ、日差しは一応時々出るぐらいの曇りに変わっていた。山裾に近づいたせいかもしれない。まあ天気の都合は仕方無い。
記 2018/2/19
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