北海道Tour25夏#10-1
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美馬牛→上富良野
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夜明け。朝焼けがオレンジ色に澄み、紺の旭岳がくっきりエッジの効いたシルエットで浮き上がっている。夕方まで晴れの天気予報通り、快晴だ。
しかし、昨日の予報で富良野の最高気温が30℃だったのが、今は2℃も上がって32℃になっている。いや、この晴天を前にそんなのどうでもいい。天気予報は富良野市街基準だろう。くっそ暑い富良野の盆地に行かなきゃあ、もう少し低いはずだ。南富良野は何とか31℃で収まっている。いや、富良野より1℃低いだけだ。とても収まっているとか言えない気温ではあるものの、やはりこの気温も灼熱の幾寅基準だろう。三の山峠さえ越えてしまえばどうにでもなる。する必要がある。なるかな。
でもこれなら、標高が高いせいか毎回雲が出やすい北落合でも、かなりの晴天が見込める。今日は北落合に行かねばならない。迷わず出発だ。
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5:15、美馬牛発。辺りはキリッと涼しい。Tシャツの上に着たポロが心強い。毎年美瑛では、丘陵部で5時台の出発段階でももう少しぬるく、Tシャツ一丁で快適だった。これが美瑛と美馬牛の違いかもしれない。
西の空に少し雲が出始めている。でも、今日の行程方面には何の問題も無い。旭岳・十勝岳・富良野岳の一連の山々が全部空の中に鮮明に見える。2年前の早朝も凄い晴れだったが、十勝岳・富良野岳にもう少し雲がかかっていて、それがどんどん大きくなっていた。今日はそれが全く無い。
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GPSトラックからいつの間にか外れちゃってる、なんてことが無いよう注意して、美馬牛の南側を進んでゆく。しかし上富良野へ効率良い経路で描いたつもりが、集落の外れで、いきなり道がダートに替わったのは驚いた。確かに美馬牛の近くだったので、油断して道の状態を確認していなかったのを思いだした。
あまり心配せず、カンタンの声が響く畑の冷やっと涼しい空気の中へそのまま進んでゆく。朝陽はまだ森や丘に隠れている。畑の起伏も未だ青い影の中、真っ青な空は光で一杯だ。それにGPSトラックはすぐ舗装路に戻ってくれた。
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その先は、確か効率良くトラックを描けていたと思っていたのに、そろそろ曲がるはずだと思っても道がなかなかそれっぽい方向に向かない。
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上富良野に向かっていると思っていつの間にか白金温泉に向かっちゃった2年前を思い出しててGPS画面の縮尺を下げると、上富良野が思っているより遠いことが理解できた。私の感覚と学習能力なんて所詮そんなもんだ。
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5:55、上富良野着。
セイコーマート開店は6時。少しの間軒先で待ってから、補給食のパンを仕入れておく。パンは買っても、今店先のベンチに座って食べるのは、宿で水を入れておいたアルファ米炊き込みご飯だ。なかなか美味しく、量も十分だ。今回3食持ってきて使うのは初めてなので、旅程中もっと活用しても良かったかもしれない。
6:15、上富良野発。
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東中の直線道路で、朝陽を遮るものが全く無いことを意識するぐらい、暑さが感じられ始めている。まだ6時台だというのに。
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そしてベベルイ基線で本格的に登りが始まると、陽差しが一気に襲いかかってくるようだ。そうでなくても、下から一直線の坂を眺めて登ってゆく直登に、心が折れそうになる。
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実際に登ってみると、心が折れるような斜度じゃないのは毎度のこと。途中写真を撮れば、脚を停める口実にもなる。
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気持ちの余裕さえ有れば、坂道で脚に掛かる一定の負荷は、展開を意外に早く感じさせてくれる気がする。これが向かい風だと脚の負荷が見えない状態でランダムに変わるので、ストレスにしかならない。
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まあ、例によってとても遅いんだが。
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記 2025/11/8
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