北海道Tour23#9
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11:20、歌登発。
出発してみると、やはり開けた歌登の盆地では、空から照りつける強い陽差しと路上の照り返しが両面焼きで襲いかかってきた。暑い。とにかく暑い。やや強めの向かい風が暑いのは、盆地に溜まった熱気が暑いんだろうな。もう無理、という感じでもないものの、いくつかの要素の相乗効果でやはりかなりの暑さになっている。
辺渓内から志美宇丹峠へ登りではあっても、森の木陰が路上に張り出てきて、むしろ助かっていた。
しかし峠を越えて志美宇丹の牧草地が拡がると、盆地効果なのか更に暑さは厳しい。
毎度の撮影ポイントで立ち止まると、路上の暑さがむっと襲ってくる。気温は天気予報ではたかだか28℃ぐらいだったはず。気温としてはこれぐらいなら埼玉のグリーンラインで(何とか)こなせているので、これほど暑く感じるのは、陽差しと照り返しのせいがいけないのだろう。
志美宇丹の集会所バス停自販機でコーヒー500mlを一気飲み、というより身体の中に冷たい水分を入れておく。驚く程一気に水分が、身体の中で吸収されてゆく。気持ちと身体が少し落ちつくのが自分でよくわかる。助かったものの、いや、水分がもう少し頭を冷やしておいてほしいとも思う。自分のヘルメットに鍔が無いのは、やはり問題だとも思う。
水はまだ1.5lペットボトルに一杯だし、さっき500mlを1本余計に買っておいた。仁宇布まで心配は無いだろうとは思う。そして、空に雲が増えて来ているのは助かる要因だ。晴天の風景は一昨日の朝眺めてしまっているので、夏の1日で一番暑いこの時間、晴れより何より少しでも気温が下がることが有り難い。
記 2024/1/28
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