北海道Tour23#9
2023/8/17(木)天塩→仁宇布-2

天塩→佐久 (以上#9-1)
→音威子府
(以下#9-3) →歌登
(以下#9-4) →志美宇丹
(以下#9-5) →仁宇布
 140km

A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路
ニューサイ写真 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8

 7:30、国道40合流。次は24km先の音威子府を目指す。

 両側を低山に囲まれ、しかし悠然と堂々と谷間一杯に拡がって続く天塩川。基本的には広葉樹林、時々牧草地や畑が拡がる狭い平地が現れる。谷間の底を天塩川に貼り付くように、北岸に宗谷本線、南岸に国道40が淡々と続いてゆく。屈曲した谷間を貫通するトンネル以外に天塩川と両岸の山との位置関係が変わらない。地形も景色もあまり変化が無い道だ。

 音威子府まで1/4を過ぎた辺りから先は牧草地と畑が途絶え、広葉樹林だけが続く。こちらもやはり風景の推移を受動的に浮け流すような、黙々と淡々とした気分で脚を進めてゆく。僅かに登り基調でところどころ10mぐらいのアップダウンが現れるものの、今日は弱い追い風が吹いているっぽくて意外に疲れず、近年の訪問の中ではいいペースであるのが気分が良い。もちろん追い風込みのペースなので、調子に乗ってはいけない。

 RICOH GRV GR18.3mm1:2.8
  A地点からC経由でB地点へ 赤は本日の経路

 ところどころで密な森の隙間に、天塩川が見えたり川原が開けたりした。川は昨日の大雨が影響しているのか水量が多いように思われる。氾濫寸前の泥水濁流状態というわけじゃなく、過去に見たやばい状態の時より大分安心感はあるものの、やはりなみなみとした状態かもしれない。川原の石原のところどころにあまり落ち着かない状態っぽい流木が転がっていて、昨日の宗谷丘陵区間での大雨を思い出された。

 この間、周囲は予想以上にどんどん暑くなっているのであった。まだ8時なのに。他人事みたいに「今日はどんなに暑くなるんだろうなー」などと思うことにした。

 佐久と音威子府の間、としか憶えていない筬島は、中間点というより音威子府から6、7kmぐらいなのを、通過して改めて気が付いた。そして松潤(は当面の間徳川家康になっちゃったので松浦武四郎)の北海道命名地点が音威子府から3〜4kmなのも意外だった。両方とも憶えたぞ。

 等と思っているうちに正面に谷間の拡がりが伺え始め、道端に牧草地が、そして行く手に音威子府の市街が登場。谷間が開けたせいもあるのか、地図確認で脚を停めると風が止み、改めてかなり暑くなっていることを思い出す。今日はこの先ヤバいぞ。

 8:40、音威子府着。まだ補給物資は一杯あるし、無理無いペースで進んできたためそんなに疲れていないのだが、あまりに暑いのでセイコーマートでちょっと補給休憩することにした。ここで休むと、20分ぐらいの間に更に気温が上がりそうなのは予想はできるものの、何をやってもどうせどこかで気温は上がるのだ。もうあまり考えないでおく。パンとパック生野菜を仕入れてばくばく食べつつ、同業者の若者チャリダーと少しお話しした。元気そうに、今日は稚内まで行くと教えてくれた。

記 2024/1/28

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Last Update 2024/3/16
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