北海道Tour23#13
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石狩川から北、ここまでの旭川盆地から谷間が突然一気に狭くなり辺りは森に囲まれ、突然北海道の山間が始まる。
こういう森の中で、いつもの南下方向の訪問だと、行程後半で午後なので気が急いていたり、下りに任せて慌ただしかったりという印象が強い。たまにこちら方向から訪れた時は雨っぽかった。それが今日は、狭い谷間の森にいかにも道北の森っぽい雰囲気を感じられている。もっと言えば、道北に来れた気分になれている。
多少大型ダンプが多くて埃っぽいような気はするものの、道内の大都市たる旭川すぐ手前までこういう雰囲気の道なのは、この道の大きなチャームポイントだと改めて思った。いやいやこの後、まだまだ江丹別峠と幌加内町内の国道275と良い道がが控えている。
などと思いつつ、たまに開ける見晴らしの良い畑で脚を停め、少し水など飲んでみた。天気が良くて陽差しは厳しく、秋っぽいどころか暑いぐらいだ。いやしかし、夏と違ってやはり風が爽やかだ。
今日もツーリングまっただ中になっている。来て良かった。
谷間が開けると江丹別中央が近いはずだ。と思っていると、12:05、大変あっけなく江丹別の町に到着。
全然焦らずに脚を進めて未だ12時台前半。全く問題無くここでお昼としよう。既知のお店、「蕎麦の里江丹別」へ入るとお客さんは多いものの、あまり待たずに天ぷら蕎麦大盛りをいただくことができた。香りと味わい豊かで歯切れいい蕎麦、出しの効いたお汁ともに大変美味しい。
美味しいお昼をいただけて、風景は上々。順調すぎる、いや、有り難すぎる。こういう日もあるのだと思うとともに、これこそ北海道ツーリングが好きな理由だとも思い出す。本来こうであるべきであり近年の夏がおかしいとも、もう秋にだけ来ればいいんじゃないか、とも思う。
記 2024/2/17
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