五島列島Tour19#9
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再び浜脇へ急降下し、16:40過ぎ、田ノ浦港着。
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シーガル到着までもう少し時間があるので、この際田ノ浦の小さい湾を回り、港正面の道の先端まで往復しておく。
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16:50、田ノ浦港着。17:05のシーガル到着までもうあと15分。結局久賀島の予定は全部こなせなかった。浜泊、細石流に訪れることができたら、更に感動は大きかったかもしれない。しかし旧五輪礼拝堂と、五輪の美しい浜辺を訪れることができた。そして絶好調の晴れの日に久賀島を走れたこと、それで充分満足できた(帰宅後、細石流の集落は1971年に集団移転済みと知り、やや残念な気持ちが少しは解消された)。
などと充実した気分で、しばしシーガルを待つ。海が手前ではうっすら青く澄んでいて、遠くへ青い色が濃くなっている。陽射しは未だ東京での17時より高いものの、既に光は赤みを帯び、山と静かな海の色をますます濃く、景色に影を増やし、彫りを深くしていた。
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コンクリート防波堤から1mぐらいの高さにフジツボがびっしり着いているのに気が付いた。そう言えば、そこだけ石の色もちょっと黒ずんでいる。潮が昼に比べて更に引いたのだ。田ノ浦港のフェリー桟橋は浮桟橋なので、船の乗り降りには全く問題は無い事がありがたい。
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などとぼうっと考えているうち原チャリが1台、軽自動車が何台か、福江島へ渡る乗客を運んできて、あっというまに17時頃には桟橋の上が賑やかになった。
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シーガルが着くと、何と原チャリは係員さんと客の3人掛かりで全く普通に持ち上げられ、手渡しでシーガルに乗り込んだのだった。やるね、木口汽船。
17:10、田ノ浦港発。
相変わらず空は晴れていた。しかしお昼と比べて光の色がもうすっかり真っ赤っかで、島も海も濃厚で鮮やかな色彩だ。
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最後の夕方が、こんなに鮮やかな風景だなんて。もう五島列島も明日でお別れ、少し寂しいような気はするものの、目の前の風景と時間は意外に淡々と過ぎ、そんなに何か深刻にショックを受けているわけでもない。いつもその時はこういう時間が過ぎ、それでも旅は旅だったのだと、今回も後で思い出すのだろう。
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17:30、福江港着。船から桟橋へ自転車を受け取り、最後の船行程が無事終了した。
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陸を問題無く走れるということは何と有り難いことなんだろう。などと思いながら、初日も泊まった富久屋旅館へ。
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風呂に入って、さあ望月だ。まだ明日、福江空港までの行程が残ってはいても、これが最後の晩餐である。
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ここは満を持して五島牛ヒレステーキ200g、超レアでお願いした。
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そしてデザートに五島豚串カツ、生ビールを2杯。もうすっかり上機嫌だ。
記 2019/6/16