生田原→丸瀬布
(以下#5-2) →立牛
(以下#5-3) →瀬戸牛
(以下#5-4) →下川
127km ルートラボ

北海道Tour18#5
2018/8/13(火) 生田原→仁宇布-1

赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路

 

 夜が明けて、空が明るくなってきた。雲は空一杯に拡がっているものの、今回の道東みたいな重たさは無く、比較的高く薄く、雲の中が明るい。生田原駅の向こうの山は青みがかった影の中、しっとり落ちついた朝特有の色だ。夜に少し雨が降ったようで、外の路面は乾ききる前ぐらいにしっとりしていた。
 ここまで雨に悩まされたが、やっとこの景色に会えた。こういう風景に出会うために、ツーリングに来ているんだよな、という気になってくる。今日は終着の仁宇布まで、予定通りに走れるだろう。経路自体は毎度のパタンではあるものの、生田原発仁宇布着のパターンは今回が初めてだ。毎年同じようなコースと日程を続けた結果、起点終点が同じなら途中の通過時刻だけ守っていれば確実に走りきれるのだが、それ以外のパターンに対する自分の感覚にはあまり自信が持てなくなってしまっている。ましてや今日のコースは、オホーツク内陸の小峠連発コース。しかも、最後の美深松山峠が一番大きいのに一番(というよりダントツで)山深くて熊の危険が危ない。このためなるべく、というより極力、早い時刻に美深松山峠を通過したい、というのが今日のコースの大きな制限事項である。
 大丈夫、計算上は毎度のペースなら充分明るい内に仁宇布に着けることになっている。まずは着々と出発準備を進めねば。

 5:45、生田原温泉ホテルノースキング発。

ホテルノースキングから豊里経由で丸瀬布へ 赤は本日の経路

 ただでさえ少ない国道242の交通量は、早朝のためか更に一段と少ない。道端の畑には、熊出没の看板すら見かける。さすがに道に漂う雰囲気が国道っぽいのは如何ともし難いものの、そのこと自体はツーリングの気分を損ねること無く、充分に落ちつけている。

 安国で国道333と合流すると、路上の交通量は意外に増えた。国道333は田舎道だった昔と違い、東峠・ルクシ峠等山間トンネルばんばん系の北見・遠軽間メインルート、交通量も多いだろう。去年石北本線の特急大雪から眺めた、旭川紋別自動車道の賑わいを思い出す。

国道333道端の風景 この道が国道333というわけではない RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 6時過ぎ、豊里の遠軽への分岐に、既知のセブンイレブンが登場。ここで少し休憩しておく。せっかく早朝から行動できているというのに、朝っぱらからレジにお客さんが列を作るほど多く、更にお客さんの買い物がことごとく多くて、結局会計に15分も掛かったのは誤算だった。国道333がいかにのんびりしていようとも、こういうところはいかにも国道沿いのコンビニであり、国道ツーリングの常識というものを思い出させてくれる。
 セブンイレブンから出ると、晴れていた空が曇り始めていることに気が付いた。まあ、これぐらいが適度に陽が隠れて、サイクリングにはちょうど良いだろうという気はする。

豊里から丸瀬布経由で立牛へ 赤は本日の経路

 6:30、豊里セブンイレブン発。
 豊里で国道242が遠軽へと分岐し、こちらは国道333単独区間となった道を西へ向かう。湧別川の谷間は平地と呼べるような拡がり、その反対の親しみやすい居心地良さも無い。目立って斜度を上げてゆくわけでもなく、畑も里も森も断続はしても延々と続くわけでもない。いかにもJRの本線と国道が通る、ややフォーマルな表情の大味な谷間であり、1日の行程中、間違い無く印象の薄い風景が続く。

 道の交通量は豊里でがくんと減り、更に野上、瀬戸瀬と段階的に減っていった。生田原から安国の国道242と同じく、国道ながら間違い無く静かな落ちついた道と言っていい。ただし、その表情は国道なりに多少埃っぽい。そしてツーリング実用上全く問題無いとは解っていても、どうしても、そういう埃っぽさには身体の落ち着きが悪いような先入観が、私にはある。

 瀬戸瀬からは旭川紋別自動車道が並行し始め、山間に2本の道が淡々と続く状態となった。まだ朝早いためか、あちらも交通量はほとんど無い。あまり車が通らなくてひっそりしているので、道として本当に供用されているのかどうか疑わしく思い始めた頃、やっと大型車が大きな音をさせて通り過ぎてゆく、それぐらいの交通量だ。そしてこの谷間を行く全ての大型車があちらを走っているわけではないようで、こちらの国道333にも時々大型車はやって来た。

 

 次の分岐は瀬戸瀬の先、ぐらいに思っていたが、位置としてほぼ丸瀬布の手前なのだった。丸瀬布と言えば、2002年に訪れて以降それっきりの湯の山峠の、丸瀬布への長い長い下りと、同じく丸瀬布から登った丸立峠を思い出す。両方ともダート峠にやや長い峠区間が印象深く、その後現在まで16年間舗装されることは無く通行止めが続いている。

記 2019/1/26

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Last Update 2019/3/17
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