北海道Tour18#5
2018/8/13(火) 生田原→仁宇布-3

立牛から西立牛トンネル経由で滝上へ 赤は本日の経路

生田原→丸瀬布 (以上#5-1)
→立牛
(以上#5-2)
→瀬戸牛
(以下#5-4) →下川 127km ルートラボ

狐沢橋にて 斜面を軽々飛び越える難所の橋 よく通行止めになる RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 9:25、立牛発。次は濁川、滝上への西立牛トンネルだ。本日3つめ、180mの登り開始である。

 道道137は農家や廃屋、畑の間から山裾の森へ。やはり熊が潜んでいそうに鬱蒼とした森の谷間を折り返し、山腹へ、法面の芝生を眺めて山服の森をトンネル入口へ登ってゆく。毎回翌年には必ず風景を忘れる、あまり印象的ではない風景が続く。

 斜度は本日標準の7%前後。登り総量は多くないものの、北海道の峠としては中の小か小の大、というポジションではないかと思う。

 9:50、札牛トンネル通過。山間を滝上の谷間へひと下り。

 谷底で1本道と合流し、畑が拡がる谷間を更にしばらく下る。立牛側の印象の浅い森と茂みとは対照的に、そう広くはないが静かでのんびりした人里の雰囲気が優しく印象深い。

 

 突如狭くなった谷間の渓谷をくるっと回り込んで、更に広い平地へ出た。10:15、濁川着。

 「濁川」「滝上」の二つの町は、僅か数100m程度の渓谷を挟んで相対している。ほとんど一続きの町と言っていいぐらいなのだが、やはり二つの町の間には短いながらも渓谷があり、渓谷を挟んだ町にはそれぞれ別の地名が付いている。そして上手の滝上の方が、町として栄えている。かつては国鉄渚滑線の終点であり、現在も紋別、更に旭川からのバスの終着となっている。セイコーマートや宿もある。
 私の行程の区切りとしても、渚滑川とサクルー川の二つの谷の分岐点であり、国道273と道道61の分岐点でもある滝上の方が何かと把握しやすい。今日も行程進行の目安として、滝上、西興部、下川の到着希望時刻を考えていた。生田原6時前発で滝上10時半前着、タイムリミットとして美深松山峠が17時台とすると、下川は15時には出発しておきたい。ならば西興部は12時半〜13時、ということになる。この目論見に対して、今のところのんびりながらまあ順当に、というよりやや快調に進めている。西興部まで2時間見込むとして、西興部着は12時半。

 
 

 一方、西興部から下川へは、確か2時間半ぐらい見込んだ方がいい、という記憶がある。すると、下川で15時半か。これだと美深松山峠は17時台後半、仁宇布着は18時〜18時半ぐらいになってしまうかもしれない。仁宇布が夜になってしまう訳じゃないが、ちょっとぎりぎりでもある。もう前倒しにしておきたい。まだあまりうだうだする余裕は無い。
 しかし、そういう各区間積み上げによる想定到着時刻より、この区間毎回の実績値だけで言えば、いつものあまり無理をしないのんびりペースで、仁宇布着は17時頃のはずなのである。
 まあ、こういう時には何を考えても解決しないので、粛々と進むしか無いのである。あと9時間後には19時になっていて、ファームイントントで夕食を食べている。そのためにできることをするしかないのだ。
 今はとにかく、一息付いたら出発せねば。

 10:20、滝上着。珍しくセイコーマートではなく、道道61沿いの町中に建つスーパー中川で休憩。まだ腹は減っていないし、フロントバッグにクロワッサンはあるし、どうせ西興部にセイコーマートはあるし、何となく滝上の町中で少しでも先に進んでおく方がいいように思えたのだ。
 それにしても、陽が出るとじりじりと日差しが熱い。汗を拭いて早朝以来の日焼け止めをべたべた塗っていると、買い物に来たおばあさんが「暑いねえ」と声を掛けてくれた。

 10:45、滝上発。町外れを抜け、サクルー原野から札久留の台地に乗り上げると畑が拡がった。

滝上から札久留峠経由で西興部へ 赤は本日の経路

 正面には上紋峠を含む、道北南部中央の山地が立ちはだかっている。珍しく今日は上紋峠日和ではある。かつては滝上14時台発で下川着19時前に着いたこともあったから、今から上紋峠に向かったら、下川に15時に着けるかもしれない。行って行けないことは無いかもしれない。等と妄想してしまうぐらいに、谷間と前方の山の眺めが堂々と見応えがある。まあ、今日はまだ先が長いので、当初の計画通り札久留峠経由としよう。

サクルー原野 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
札久留 なんだか上紋峠に行けそうな気もする しばし逡巡 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 札久留で道道137の分岐を曲がると、一直線の谷間正面に、もう札久留峠が見えていた。

 峠とは言え登りたかだか130m、朝や夕方は熊が怖ろしいものの、もう真っ昼間の時間帯。それよりも、開けた頭上から時々照りつける日差しが暑くて仕方無い。

 11:10、札久留峠峠通過。標高305m。峠自体標高は低い。そして峠8つのうちまだ4つめだ。

札久留峠から瀬戸牛峠経由で西興部へ 赤は本日の経路
 

 藻別側は、少ない標高を峠下までで70mも下ってしまった後、次の分岐である標高130mの瀬戸牛まで12km、ほぼ一方的な緩下りが続く。道としてはその先も、オホーツク海岸まで23km、最後まで淡々とだらだらと延々と下りが続くのである。典型的な、道北南北横断系峠毎度の地形だ。

山奥に牧草地が続く RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

記 2019/1/26

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Last Update 2019/3/17
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