北海道Tour18#4
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札友内→津別峠
(以上#4-1)
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旧市街を抜け、国道35を少しだけ経由して国道242へ。金華峠への谷間に入り込むと、すぐに交通量ががくっと減ったのみならず明らかに気温が下がり、ここまで何だかぼうっとし始めていた頭が、急にすきっとした。この道毎度の、有り難い現象だ。改めて、北見盆地は気温が高いんだなと思わされた。何とか北見の一番暑い地帯からは逃げ切れた、とも思った。こういうことがあるから以前北見・安国間の経路として使っていた国道333より、国道242は好感度が高い。
金華峠への登り途中、再び空が晴れてきた。でももうあまり暑くない。
そして金華峠は気温22℃。やっぱりこれぐらいじゃないとね。気温26〜7度以上でてきめんにダメになってしまう自分が情けなくはある。いや、登りなので汗はかいているが、気温が低いのでやはり快適だ。
金華峠の向こうは、今日の終点生田原を越えて安国辺りまで続く、登り返しのほとんど無い緩下り。脚をあまり真面目に動かさず、経済運転で30km/h台が楽に出せてしまう。北見盆地で何だかへこたれそうだったのが嘘みたいに快調だ。
清里の地名を見かけるようになって更にしばらく下ると、前方の山の間隔が拡がった。生田原の谷間である。
まともに1日走って宿に着けたという連泊ツーリングならではの良い気分を、出発から4日目にして初めて味わえていた。ここまで長かった。
16:35、生田原着。セイコーマートに寄って明日の朝の朝食を調達しておく。Hotchefの無い店なので、今日はPBカップ麺主体のチョイスだ。
16:50、ホテルノースキング着。
明日の天気は午前中晴れ、午後は曇り。終着は仁宇布ファームイントント、道自体は何度も通っているものの、生田原・仁宇布の発着点組み合わせは初めてとなる。
標高500m弱の上原峠を避けてショートカットの金八トンネル経由としても、狐沢橋・西立牛トンネル・札久留峠・瀬戸牛峠・天北峠・幌内越峠・美深松山峠と、標高差100〜300m台ではあるものの、峠が8つもある。過去実績による区間所要時間の積み上げ計算によれば、淡々とこなせれば全く問題無いはずだ。ただ、ダントツに山深い美深松山峠越えが最後に立ちはだかっていて、ここは可能な限り17時台以降には通りたくない。そのためには下川発のタイムリミットは過去実績から言って15時前。できれば14時過ぎには出発しておきたい。早め出発の早め進行にせねば。
記 2019/1/14
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