西川角→替坂本→黒石
(以上#5-1)
→窪川→家地川→打井川
(以上#5-2)
→おんじ→檜の畝
(以上#5-3)
→住次郎→中村
(以下#5-5)
→来栖野→下長谷
119km
RIDE WITH GPS
というわけで県道55を逆戻り。戻ってみると下りがしばらく続き、ここまで結構登っていたことに改めて気が付いた。
おんじからは県道367で、国道439の住次郎へ向かう。こちらではさっきの奥内井川での県道55と367の関係とは逆に、県道367がそのまま谷間を下ってゆく道となっているのが面白い。
常六、中が市、大つえ、片魚口、竹奈路、長瀬と小さな集落が、くねくね屈曲する後川の小さな谷間に続いた。
適度な狭さの道と谷間にのどかな風景が適度な風景の変と共に続き、私のような自転車ツーリングに本来はとても楽しいだろうと思わせられる道だ。
しかし、おんじから少し下った辺りから、雨がぱらぱら降り始めていた。
昼から晴れるのではなかったのか、などと考えるのも無駄だ。見ればわかるだろう、雨なんだよ。それに楽しみだった黒潮町海岸区間を通れないこと、これから既済の、しかもあまり楽しくない道をしばらく走らなければならないこと。
気分は冴えない。こういう時には中村で何か美味しい物でも食べて、気分を晴らしたい。
住次郎で国道439へ合流すると、やはり前回2011年訪問時の記憶通りにすぐに道巾が拡がった。更にこの先記憶によると、国道439は全国に名だたる酷道与作というよりごく普通の地方幹線道であり、もう中村へ近づくにつれ地形なりに辺りはごく普通に開けてゆくだけだ。中村を通過したという事象と中村の街の風景以外、具体的にどこがどうだったとかが全く印象に残っていないのである。
今回も残念ながらほぼその通りの展開で、それでも谷間が少し拡がった蕨岡で脇道へ入り込んではみたものの、あまり悪あがきの余地は無く基本的に国道439そのもので中村に向かう必要があった。
たださすがは国道沿い、住次郎の先から雨は完全に上がり、その後天気が終始安定していたのは助かった。
というよりもうお昼過ぎである。一体いつになったら予報通りに晴れるのか。もう晴れに期待する気は完全に失せているが。
13:00、中村着。朝に前倒しで下方修正しているので、時間はたっぷりある。太平洋西岸に向かおうか。いや、それじゃ住次郎からの国道439に引き続き、まるっきり2011年と同じ行程になってしまう。しかも今日は曇りである。海岸線へ脚を向けてもどんよりと低い雲に冴えない色の海、荒々しい岩場に、毎日雨で参っている気持ちが更に打ちのめされそうだ。それに前回あんなに感動的だった海岸の道に、冴えない天気の日に再訪してしまうと、美しい思い出が冴えない風景で上書きされてしまう。何より、今日は未済経路へ向かうべきだろう。
中村から先、予定通り県道346に向かうとすると、やはり時間は余り気味だ。もう三原村まで、あと30kmも無いのだ。どこかお店に入って何かうまいものでも食べて気晴らしにしたい。こういう時には地元の然るべき方から教えていただくのが一番だ。街中のローソンで買い物ついでに普通の主婦っぽい店員さんにヒアリングしたところ、国道439沿いの「一風」を紹介してもらい、四万十産(養殖だが)の鰻丼をいただく事ができた。ふわっとたっぷりで、味わい豊かな大変美味しい四万十鰻だった。
記 2017/6/28