北海道Tour17夏#4
2017/8/12 開陽→札友内-1

開陽→中標津→上春別
(以下#4-2) →豊原→中西別→泉川
(以下#4-3) →萩野→多和平
(以下#4-4) →南弟子屈→弟子屈→札友内

142km RIDE WITH GPS

赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路

 もう身体がツーリングの1日に慣れたのか、4時の2〜3分前に目が覚めるようになった。そして流石に昨日丸1日運休したためか、疲れを全く感じない。
 しかし、今朝も外は濃霧で雨だ。窓を開けると牧草地にさーっと雨の音が細かく響いている。そして寒い微風が部屋に入ってきた。見た瞬間、早朝の開陽台訪問は無しに決定。結局今年は開陽台へは、昨日の車による訪問1回だけになってしまったと思った。

 5:35、民宿地平線発。
 女将さんが宿の外で、そして石川さんが小雨なのに町道へ出て、両手を大振りして見送ってくれた。「また来年来ます」と言って出発したものの、その後9月に中標津再訪を敢行、嫌と言うほど晴れの開陽台を楽しんだりのっぴきならない自体になった挙げ句石川さんにかなり凄まじくお世話になるとは、この時はまだ思っていなかったである。本当に。

民宿地平線から俣落経由で中標津へ 赤は本日の経路

 今日のコースは本来一昨日10日に予定していたもので、その分今日予定していたコースは一昨日に通ってしまった。概略は昨日車で連れて行った頂いた根釧台地100kmコースを逆回りで中西別まで経由、昨日予定していた202kmコースのバリエーションルートで泉川へ大回りした後標茶・弟子屈の谷間に降り、9日に泊まった札友内「鱒や」へ出戻りする。

開陽台方面は濃い雲の中 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
 

 まずは100kmコースの逆回り。下手の道道150から見上げる開陽台方面は、やはり灰色の暗い雲の中だった。それが俣落から南へ向かうとすぐに雨が止み、路面が乾きだした。
 昨日もそういう天気の変化があった。やはり開陽は山沿いなので、下手より雨が降りやすい場所なのだろう。だとすると、この先中標津から南では、意外に雨は降らないのかもしれない。

根釧台地は低い雲の下 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
 

 6:30、中標津外れのセブンイレブン着。4時過ぎからセイコーマートで買った食事を摂ってはいる。しかし、このコンビニが少ない根釧台地でのコンビニ、この際セイコーマートじゃなくても、そして缶コーヒーぐらいしか用事がなくても、休憩しておくことにする。それにちょうど再び空が暗くなり、雨粒もぱらつき始めているので、雨具を着なければならない。
 100kmのコース上では本来終盤に登場するこのセブンイレブン。202kmコース上にほとんど商店の類が無い反省から、石川さんは100kmコースではコンビニと自販機を経由するコースを考慮したとのこと。202kmコースならコンビニを追加するならどこがいいだろう。別海か、西春別か。個人的には9時頃通過する上風連のAコープに、もう少しお弁当デリカ系が充実してくれると全て解決するのだが。等と妄想する。

 中標津から先、100kmコースは標津低地のアップダウンへ。

中標津から道道8経由で中西別へ 赤は本日の経路

 道の位置は202kmの1本内陸側というだけなのに、202kmのような広々とした空間感覚と展望が無く、地形の掘りが深くて谷間と台地上は別の空間であり、経由する道の坂やカーブは厳し目だ。

 202kmコース同様、100kmコースは単にのんびりした走りやすい道を組み合わせたということではなく、地形図だけでは読み取りにくい、エリアの特徴がよくわかるようになっている。

 このため、既に202kmを訪れていても、新たに100kmコースでも十二分に楽しめるのである。

中標津より雲は多少高くなってきた RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 ある程度南へ進んだところで、コースは南下方向から西向き方向へ。

 

 すぐに根室から中標津への幹線ルート、道道8をクランク経由する。中標津が大きな街になり交通量が増えてしまい、通るとなるとかなり埃っぽい道なのだが、今日はまだ知らない道と風景を進む途上の、ランドマークとして頼りたいような存在である。道道8は根釧台地東部と中央部の境界として自分が捉えていることにも改めて気が付いた。
 事程左様に、この辺りを東西方向へ向かうという発想が自分に無いことを、昨日も感じさせられた。それはこの辺りの東西両端、虹別にも別海・中標津間にも、目的地となり得るような目立つ場所が無く、最短経路として選ぶ道にはならなかったからだ。その結果、虹別・別海・中標津間の南北方向にはけっこうな密度で既済経路があるのに、東西方向の道はほとんど訪れたことが無い。

記 2017/10/29

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Last Update 2020/3/17
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