北海道Tour17夏#2
2017/8/10 札友内→開陽-1

札友内→仁多→萩野
(以下#2-2) →中虹別→清里峠→緑→青葉一区
(以下#2-3) →越川→根北峠
(以下#2-4) →西北標津→武佐→開陽

159km ルートラボ

赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路
 

 4時、眠気覚ましに天気予報をチェック。弟子屈で6時だけ雨で他は1日中曇り、中標津も同じ。清里峠を越えた知床山脈の向こう側の清里町、斜里町では終日曇り。明後日、明明後日は雨っぽい。今日は昨日考えた通り、明後日12日に予定していた清里峠・根北峠経由を、振り替え実施すべきだ。
 今日のコースが決まったので、明日11日の行動ももう少し詳しく考えておくことにする。明日の予報は中標津町・標津町・別海町・標茶町とも6時と15時の枠が雨でそれ以外は曇り、降水確率は60%と70%。ということは9時と12時の枠、境目でいうと7時半〜13時半は曇りという予報のようにも受け取ることはできる。毎年の根釧台地202kmコースの進行を考えると、この時間帯なら全体の半分以上、いや、3/4近くがここに入るだろう。ということは、明日は根釧台地202kmへ出発すればいいんじゃないかという気もする。が、この季節の北海道、ましてや根釧台地の奥では、あまりからっと明るい曇りは期待できない。というより過去実績を考えても、曇りの実態は多分水滴がぱらつく霧雨〜雨一歩手前状態ぐらいが続く、というぐらいを想定するべきだろう。予報が現地では悪化していたって何の不思議は無い。
 明日についての判断は、まだ先送り可能だ。少なくとも今日は、ますます清里峠、根北峠へ行っておくべきだろう。

 外に出ると、霧雨一歩手前ぐらいでぎりぎり水滴を感じない、という程度に湿度の高さが感じられる。そして半袖2枚にレーパンでかなり寒い。これなら雨具を着込んでも、平地で汗をかくことは無いだろう。
 5:40、札友内「鱒や」発。

鱒やから弟子屈原野経由で清里峠へ 赤は本日の経路
 

 まずは釧路川対岸へ。鱒や入口の道は鱒やへの分岐で通行止めの廃道になっているため、国道243を少し弟子屈方面へ下り、屈斜路湖東岸・野上峠方面への国道391を少し経由してから、おもむろに霧雨の弟子屈原野(という地名なのです)突入。国道243の上手、南北方向に続く町道へ。

 開けた裾野の牧草地、観光牧場っぽい牧場、森の中に道が続く。次に摩周湖へ登ってゆく道道52が現れた。道道52は、1986年に1回摩周湖へ向かって登って以来、脚を向けていない。既に当時、余りに観光バスが多かったのと、登りが長くて辟易したのだ。もはやどういう印象だったかも忘れてしまった道である。ただ、その漠然とした印象に、目の前で直交している道道52沿いの、なんとなく鄙びた観光系店舗の佇まいが含まれているような気はする。そして1986年当時は、そういうものも北海道らしさの一環として受け止めていたように思う。ふと忘れていたそんなことを思い出させるのだから、きっと当時と道の雰囲気はあまり変わっていないのかも知れない。

朝もやの、というより霧っぽく寒い弟子屈原野 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 ここで本来はそのまま町道を直進すべきなのだが、GPS画面、下手の国道243沿いにセイコーマートのマークを発見。出発したばかりではあるものの、道道52で少し下手へ下って国道238との交差点へ。
 ここのセイコーマートは、2000年代前半、私にとって弟子屈でのデフォルト休憩場所だったように思う。屈斜路湖、摩周湖、釧路湿原方面という道東定番の観光地へ便利なポジションにあるためか、私がよく訪れていた頃にこの店舗が全道で売り上げNo.1だった時期もあったようだ。当時朝6時台にしてレジ待ちに20分掛かって、その頃店の周囲に浮浪者がいたこともあり、その後もう10年以上立ち寄っていない。弟子屈でのデフォルト休憩場所だった「ように思う」とは、あまりに訪れていない期間が長く、その店はもともともう少し先の国道391との交差点にあったのが閉店してしったという話を聞いた気もする。つまり、この店とは別の店だったような気もするし、そうでないような気もする。それぐらいに店の周辺には記憶が無く、とりあえず今日は店の周りに浮浪者はいなくて、レジ待ちも無かった。

弟子屈原野から仁多へ RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 再びさっきの町道で霧っぽい牧草地を更に南下した後、近年仁多から弟子屈へ直接降りるのによく使う道へ。毎年のコースがワンパターン化するのに伴い、開陽から弟子屈へ向かう経路でこの道をいつも弟子屈峠から弟子屈の町に下るのに使っている。
 今日はいつもと逆方向からの登りで、見慣れた景色や森、畑、牧草地、農家など、細かい起伏と共に逆の順番で登場するのが新鮮であり、弟子屈からどこかへ移動しつつあるという気分にしてくれる。

 牧場農家っぽい生活感が漂う仁多の集落を過ぎると、道は国道243の合流点へ登ってゆく緩斜面へ。

仁多から萩野経由で清里峠へ 赤は本日の経路

 ここまでで路面は完全に真っ黒くしっとり状態に変わっていた。そして何とかぎりぎりで雨にはなっていなかった空の水分、もっと言えば霧粒が、緩斜面上手、国道243のスノーシェッドが見えてきた辺りで急に雨に変わった。現象としては、空気のバランスが雨側に推移して、大気中の水分が一気に落ちてきたというように思われた。そう思われたというより、覚悟していた事態に推移したという方がニュアンスとしては正しい。もうここから先は清里峠を下るまでしばらく雨なのだろう。

 スノーシェッドを抜けた国道243は弟子屈・虹別間のピーク部分を越え、根釧台地へ。根釧台地特有の開放感より、ひたすら低い雲で薄暗く、水分で重たい風景が続いた。この場所で雨に降られるのは初めてではないので、過去の訪問とその時の気分など思い出しつつ、緩い下りの経済走行で萩野へ。経済走行が可能ということは、幸い向かい風でも横風でもないということだろう。

 萩野へ下っても、道道885へのショートカット農道へ分岐しても、依然として予想通りに雨は続いた。天気はしばらくこのまま雨なのだろう。

記 2017/10/14

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Last Update 2018/3/24
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