北海道Tour17夏#2
2017/8/10 札友内→開陽-2

札友内→仁多→萩野 (以上#2-1)
→中虹別→清里峠→緑→青葉一区
(以下#2-3) →越川→根北峠
(以下#2-4) →西北標津→武佐→開陽

159km ルートラボ

弟子屈原野 明らかに雨っぽくなってきた RICOH GRU GR18.3mm1:2.8 中虹別から清里峠経由で緑へ 赤は本日の経路
 

 西別川の谷を渡り、道道885は養老牛手前まで続く一直線区間へ移行。清里峠へ向かう道道は道道150であり、道道150と道道885は、養老牛のながかわ商店の交差点で接続している。しかし今日は清里峠へ向かうのに養老牛まで行かずに、もっと手前の中虹別から、森の中を道道150へ行き着く道へ脚を向けてみた。

 地図上では、舗装だと有り難いなと思うぐらいに細道で描かれている位の脇道で、そしてルートラボを気楽に脇道系で組んでいるうちに、あまり意図せずにこういう道を選んでしまう場合が時々ある。本当のことを言えば、道道885・150とは三角形の2辺と1辺の関係にある道であり、多少ショートカットになると思っていたのだ。しかし、実際にはむしろ遠回りと言っていいぐらいの関係だったことに、後で気が付いたのであった。

牧草までしっとり濡れてるヤな霧雨 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 本日の現実としては、道道885から北側に曲がって2つめのグリッドの途中、牧草地の中で、道はダートに替わった。意外に早い。

 そしてその後もしばらく牧草地が続いた後、カラマツの大森林に突入。明らかに、この先は山裾の森であり、清里峠への道道150までしばらくこのままダートが続くのだろうと思えた。

 丸太が留置してある林業系の広場を過ぎ、道にそれまでより明らかに草が茂り、轍は深く足下は柔らかくなった。タイヤの跡もやや薄くなったものの途切れてはいないのが、少しは気持ちを楽にしてくれる。時々、オフロードバイクらしき細目の、そして恐らく昨日着いたと思われるぐらいに新しいタイヤ跡もみられた。
 そのまま森が密になったり疎になったりして路面も薄暗くなったり意外にも明るくなったりして、ダートは結構長い間続いた。途中で地図を確認すると、道道150までは意外に距離がある。現地でそんなことに改めて気付くぐらいに、計画時この道には注意を払っていなかった。

 

 森の中、滴る水滴は次第に増えてきた。少しづつ標高が上がると共に雨は濃くなったようである。道端の茂みには熊っぽい甘い臭いが時々漂い、そう思っていると風化しつつある大きな糞を見つけた。やはり順当に見知った道道を行くべきだったと思ったものの、戻るのも面倒くさい。まあこのまま突破してしまえ。できるのかな、突破。

 そんな状況でも森の中、地図通りに道は続いた。一応ダートでの距離感覚はあるので、いつか必ず道道150に合流できると思ってはいたものの、地図通り合流できたときには嬉しかった。しかしやはり、雨の日にこんな道を通るものではない、とまた思った。

 道道150でも引き続き雨が降り続いた。大変緩い斜度の道なので、そもそも標高300mを超えるまでにしばらくかかった。標高300mを越えるとさすがに斜度は少し増したものの、400mを越えてからは再び坂が一段落。何とほとんど平坦な区間まで登場した。そういえばこの峠、向こう側から登ってきたときに緩いにも程があると驚いたのを思い出した。
 坂は緩くても、峠の標高が450mを超えているのはやや意外である。峠の手前はスノーシェッド。最後に峠の面目躍如的な距離数10m程度の最急勾配の先が清里峠である。到着は9:50。裏摩周展望台への道道1115が分岐している。というより清里峠を越えたこの道の清里側は、道道1115となるのだ。
 確か最後に裏摩周に脚を延ばしたのは2001年だった、等と思い出す。あの日は激晴れで、ゴマフアブに包囲されて泣きながら劇坂を登ったのだった。今日のところは峠に立ち寄る理由は何も無く、そのまま通過。

清里峠から来運経由で越川へ 赤は本日の経路

 下り側も、無人の大森林が延々と緩斜面に続く。

 幸い自転車で下るには、経済走行に有利なぐらいの下りではある。しとしと降り続ける雨の中、延々と続く森を眺めつつ、あまり脚を動かさず登り返しも無く、かといって30km/hぐらいのいいペースは維持できていて、かなり淡々とした気分で下れる道だ。思えば今日のコース上、清里峠も斜里峠も北海道でも峠区間の距離が長いことが特徴である。

 標高280m辺りまで下ると、ようやく周囲に畑が登場。標高260mぐらいでは急に雨が上がった。と思ったら、路面まで一気に乾いてしまった。周囲の山のすぐ頭上ぐらいの高さには、とろんと濃厚そうな雲がまとわりつき、均質に拡がっている。恐らくこの先、根北峠のこちら側までこんな感じで、ある高さから急に雨が降り始めるのかもしれない。

 更に下り続け、まだかよ、まだなのかよ、と思って地図を読み返そうと思った辺りで、やっと「緑」の文字が道の脇に見え始めた。前回2009年の訪問は緑からの登りだった。その時のとにかく長い登りという印象が、今回上書きされた清里峠訪問だった。

 緑では国道から逸れ、畑の中に続く裏道を経由。

 確か駅前には自販機は無かったはず、なら国道を通るメリットは薄い(後日、実は駅周辺に自販機が存在していたことを知った)のである。

記 2017/10/14

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Last Update 2018/3/24
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