北海道Tour17夏#1
2017/8/9 釧路空港→札友内-1

たんちょう釧路空港→山花→鶴居 (以上#1-1)
→ヌマオロ原野→弟子屈→札友内
77km ルートラボ

奥春別 天気は冴えない PENTAX K-1 smcPENTAX-FA31mmAL Limited 1:1.8 鶴居から中久著呂経由でヌマオロ原野へ 赤は本日の経路 濃い灰色は既済経路
 

 13:15、鶴居発。町中でヨーロッパ風っぽい(ヨーロッパのどこに実際にそういうものがあるのかは知らない)リゾートホテルと「ホテルTAITO since1916」という看板を発見。釧路空港からここまで、過去の訪問の記憶はややあやふやだった。しかし、鶴居の町中のこういう建物に見覚えが無いのは確かだ。ただ、そう言えば前回鶴居のこの道を北上したのは、確か2004年。去年鶴居に立ち寄ったときには、町中の裏道を通ったのだった。恐らく13年間の間に、旅館がリゾートホテル風に建て替わっていても不思議ではない。とにかく、どちらかと言えば実用的な内陸市街だという鶴居の印象を、リゾート方面へと大きく変える建物である。そして一度は泊まってみたい。

 道道53を北上し、町中を外れて周囲が茂みに変わって気が付くと、頭上には青空が拡がり始めていた。路上の気温はここまでより明らかに上がっていて、町北側の小坂で妙に汗が出はじめた。しかしこの後すぐに再び空が雲で覆われた。そしてこの後、この日はもう晴れることは無かった。

 支雪裡第三まで道道53で北上、国道274へ乗り換えて中久著呂からヌマオロ原野へ丘越えが3回。国道274自体は、この辺では道そのものが国道っぽく埃っぽくて、どちらかと言えば好きではない道だ。

 しかしそのあまり好きではない雰囲気と、くねくねしているようではあっても国道だけあって便利な場所に通っているためか比較的経由回数が多いのと、気分的に億劫な丘陵越えの登り下りの印象が強いせいか、この辺りでは他の道より景色の記憶はあるように思う。

 それに国道274だって、もう少し西側ではとてものんびりしたいい雰囲気の道なのだ。今日だってもしラーメン「真澄」食べたさに布伏内へ脚を向けていたら、ここまでずっと国道274を経由する必要があったはずだ。あまり嫌ってはいけない。

ヌマオロ原野から奥春別経由で札友内へ 赤は本日の経路

 ヌマオロ原野でT字路を道道53へ乗り換えて弟子屈へ。現地の標識には沼幌とあるがヌマオロの方が古めの地形図で見慣れている。また、T字路3方向のうち2方向である国道274が、交差点のT字路を曲がって東へ分岐してゆくのも特徴的だ。ちなみに国道と二桁道道が交わる堂々たる(?)交差点ながら、当たり前のように信号は無い。

 中オソツベツ、上オソツベツ、奥オソツベツと丘越えが数回。弟子屈へ近づくにつれ、ピーク部分の標高は100m未満から200m目前へと段階的に上がってゆく。しかし基本的に道道53は谷間に沿った道であり、この辺りの丘陵地帯にしては地形が伸びやかだ。阿寒、鶴居、弟子屈の丘陵部では、間違い無く好きな道である。

 中オソツベツから上オソツベツは牧場と牧草地が多い。直線基調ではあるものの丘と谷なりに牧草地を抜けてゆく道には人里の雰囲気が途切れずに続く。自販機は無いものの、自販機ぐらいあってもおかしくない規模の農協施設もみられる。 しかし自販機は無い。置いといてほしいな。

 奥オソツベツは基本的にカラマツ植林の森が続く。今日は薄暗めの曇りで、この道本来の緑豊かな丘陵の風景もやや地味な印象だ。しかし、雨が本降りだった前回から考えると、これでも充分有り難い。この道、雨風で訪問の印象ががらっと変わる道であり、今日の印象はここ何回かでは悪くない方だ。

 スノーシェッドに見覚えがある丘を越え、下りが一段落した最栄利別で平原が拡がった。弟子屈から続く盆地の端に到達したことになる。

 まだ14時台、時間はたっぷりある。そこで通る度に興味津々でも立ち寄る余裕は無かった山裾の平原、奥春別を経由してみることにした。というよりここに立ち寄る気満々のGPSトラックが組んである。

最栄利別から奥春別経由で札友内へ 赤は本日の経路

 平たく見えても全体的に緩やかに傾いている北海道の地形の例に漏れず、奥春別の平原も山裾から弟子屈へと緩やかに傾斜している。
 一直線のいかにも農道然とした細道は、地形の微妙な起伏もそのまま直登で横断してゆく。小さな丘を乗り越えると、下り側では阿寒湖から下ってくる国道241の反対の山裾まで眺めが拡がった。計画段階ではあちらにも線を引いてはみたのだが、実際に眺めてみるとなんだか面倒臭そうな斜面だ。

奥春別 水滴がぱらつき始めた PENTAX K-1 smcPENTAX-FA31mmAL Limited 1:1.8

 晴れの日には広々、雨の日もそれなりに伸びやかに見えた平原は、今日は雨は降っていないものの、雲はますますかなり重く低く暗くなり、更に空中に少し水滴もぱらつき始めていた。

 

 奥春別から再び道道53へ戻り、弟子屈の南側から桜橋で鐺別川を渡って市街地へ。川岸から町中へは多少高低差がある。摩周駅側から来るとこの坂がけっこう急でしんどいぐらいの登りなのだが、今日の経路では川を渡る橋から町中への登りが始まっているためか、登り量は意外に少なく緩く感じられ、覚悟していた分何だか得をしたような気になった。今後はできる限りこちらから弟子屈に入ろう、とも思った。
 鱒や到着目前だが、弟子屈ではやはりセイコーマートへ立ち寄らねば。明日の朝食も買い込んでおく必要がある。

 というより明日10日の天気予報は弟子屈で9〜12時が雨、周辺の地域も含めて微妙だ。しかし1日じゅう雨予報の11日、12日よりはましとも創造される。明日10日、11日に開陽の民宿地平線に連泊して11日に毎年恒例の根釧台地202kmコースを訪れるのが、今回の北海道Tour旅程前半の大きな流れになっているのだが、このままだと11日は終日運休にせざるを得ない。また、その後12日は民宿地平線から再び鱒やに戻って来ることになっていて、その経路は知床山脈を越えて一度斜里側を経由するやや大回り気味の根北峠・清里峠経由のトラックを組んでいる。しかしこの「170812」と予定日の日付で名前を付けているコースも、雨なら峠越えは極力避けたい。
 天気はどうも今ひとつだが決定できないまま、明日はとりあえず早出できるように朝食は買い込んでおくことにした。いざ店内に入ると、豚丼がHotchefの棚の最下段に並んでいた。人気商品の豚丼に1日2回のセイコーマートで2回とも買えるとは。いいぞ。今年は豚丼には困らないかもしれない。などと思うぐらいに歓喜していた。
 今年の豚丼は去年までとはちょっと構成が変わっていて、肉の脇にタレで煮込んだ玉ねぎが加わえられていた。一方、Hotchefの焼きたてパン系の棚に、ショートブレッドなるかなり分厚いクッキーを発見。このHotchef新メニューはかなり分厚いだけあって意外に食べ応えはあり、その後今回の補給食のレギュラーメンバーとなった。

 弟子屈から先は道道717で札友内へ。いつも青空が現れる美羅尾スキー場手前で雨が一瞬ぱらついた。摩周の山裾も完全に雲に隠れていた。そして気温がかなり低い。
 16:25、鱒や着。

釧路空港から鶴居経由で鱒やへ 赤は本日の経路

 私の到着から少し経って、いつも鱒やでお会いするバイクの方が到着。「今年もお会いすることができて嬉しいです」などと言いつつ、、既にビール3本で私は泥酔してしまっていた。
 さて、明日の予報は弟子屈で6時〜9時まで雨、その後は曇り。終着の中標津町も同じ傾向のようだ。明後日11日、明明後日の天気予報は曇り時々雨、降水確率は70%。10年以上前に根釧台地で恐ろしいにわか雨に遭っているので、この予報だと明後日の根釧台地202kmコースは確実に取りやめだ。そしたら11日はどうしよう。連泊なので宿で1日寝るか。それもいいかもしれない。そういうのがおやじの旅というものだ。
 そして明日の方が12日より天気予報は良さそうなので、12日の根北峠・清里峠経由で鱒やへ帰ってくるコースは、明日の実施に変更する方がいいように思えてきた。清里峠は8年振り、根北峠は9年振りだし、このチャンスに是非訪れておきたい。また、12日はやや楽な明日予定の開陽→根釧台地ポタ→弟子屈のコースに変更する方が、13日以降のオホーツク内陸北上に向けて体力温存にもなるだろう。

記 2017/10/3

#2-1へ進む    #1-1へ戻る    北海道Tour17夏 indexへ    北海道Tour indexへ    自転車ツーリングの記録へ    Topへ

Last Update 2018/3/24
ご意見などございましたら、E-Mailにてお寄せ下さい。
Copyright(c) 2002-18 Daisuke Takachi All rights reserved.