晩成→(国道336)美成→(町道)芽武→(道道55)大樹
(以上#13-1)
→(国道236・道道622・1022)尾田→(道道55)中札内
(以上#13-2)
→(農道)上清川町→(町道他)北八千代
(以上#13-3)
→(町道他)御影
(以上#13-4)
→(道道718他)清水大橋→(道道75)熊牛
→(国道274)鹿追
139km
RIDE WITH GPS
剣山の円山牧場手前で、今回は十勝西部縦断道は終了。畑、防風林のグリッドの間を、御影へ向かう。
▼動画32秒 御影へ急降下
途中から登り基調が続いただけあって、御影へは一方的な下りが続く。しかし、同じ十勝西縁から中央へ向かう下りでも、八千代から帯広への下りに比べると、下っても下っても道はのんびりしているところが御影らしい。
「けっこう下ったけど、前方の交通量の多い道はいくらなんでもまだ国道38じゃないよなあ」と思っていたら、気が付いたら前方に踏切が登場。考えるまでも無く根室本線だ。やはり前方の道は国道38だったのだ。
15:45、御影着。更に段丘を降りて、十勝川を渡る。
この先は鹿追手前まで河岸段丘を越えねばならない。御影でも相変わらず十勝の田舎らしくのんびりしていた周囲の風景が、十勝川を越えて道道75に合流すると、一気に普通の幹線道道っぽくなってしまった。
谷間の平地を少し遡ってから、熊牛で国道274へ。次の段丘を越えたらもう鹿追だ。たかだか標高差100mのもうひと登りだが、慣れない国道の交通量のせいもあり、そろそろ辺りが薄暗くなり始めているせいもあり、もうあと10kmと思っていると気が急くのか、自分で自分がじれったい。
しかし怠けネタには敏感で、坂の途中道ばたの展望台を見つけてつい立ち寄ってしまう。
開けた谷間と、日高山脈〜狩勝の山々の青い影が、夕焼け空の下に拡がっていた。
鹿追の丘陵では、もう景色が真っ赤っかで影が青い。16時以降の暮れ方は想像以上、夕方の早さはやはり9月のサイクリングである。そして風がかなり肌寒い。鹿追への下りで身体が冷え、脚を回して何とかバランスさせる。
それにしてもよく晴れて、ツーリングとして、終始完璧に近い風景の中を走れた1日だった。
17:00、鹿追「福生館」着。
町中の商人宿みたいな宿である。お客さん同士の会話が賑やかだったセキレイ館とはまた違う雰囲気で、こちらはこちらで休めるし、気楽だし、隣には酒屋もある。こういうのもまた旅の楽しさである。
一昨日セキレイ館で、お客さんに教わった十勝北部のコースを地図で探してみると、すぐに見つかった。セキレイ館では地図をじっくり眺める余裕が無かったのだ。宛が無かった3日目の午前中の目玉が決定し、早速ルートラボで検討、程良いボリュームの十勝北部ポタコースが完成した。小型PCの面目躍如である。
記 2016/3/5
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