晩成→(国道336)美成→(町道)芽武→(道道55)大樹
(以上#13-1)
→(国道236・道道622・1022)尾田→(道道55)中札内
(以上#13-2)
→(農道)上清川町→(町道他)北八千代
(以上#13-3)
→(町道他)御影
(以下#13-5)
→(道道718他)清水大橋
→(道道75)熊牛→(国道274)鹿追
139km
RIDE WITH GPS
戸蔦以降、北岩内、八千代町、北八千代と、一貫して牧草地と森、小さな川を渡る一直線アップダウン、連続していない道の乗り換えと分岐が続いていた。
特に雄馬別橋から先、川渡りの登り返しが増え、上美生、太陽では40〜80mの段丘越えが登場。
開けた風景の中に現れるこれらの下り登りは、過去訪問でのややしんどい記憶とともに把握はしていて、「あ、ここでこれが登場するのか」という具合に、次々と降りかかる火の粉のように粛々とやり過ごし、登り切った台地上で再び拡がる風景を味わう区間である。
それにしても、大樹からもうかなり走ってきている。今日のように北上しても、十勝清水や御影辺りから南下しても、十勝西部の山裾としては中程にすぎないこの辺り。今回も十勝の広さをつくづく思い知っている。
空にはやや低めの、しかし勢いよく流れてゆく雲が増え始めていた。日差しが厳しい今日のような日だと、やや涼しくなってむしろ都合がいい。
▼動画53秒 旭山へ 十勝が見渡せる
そして適度な存在感の雲は、光と風景に変化を付けてくれる。
一方、戸蔦辺りから道は次第に山裾へ近づき、山の表面がはっきり見えていた。
風景の拡がりの中、迫り来る聳え立つ山々の姿は進むと共に形を変え、景色と空間感覚を刻一刻と変える。そして時々、道ばたの木々の隙間から下手の平野方面を一望できた。
15時を過ぎた辺りから、そろそろ風が涼しくなり始めた。いくら日差しが厳しくても、こういうところは夏と根本的に違う。
そして傾き始めた午後の日差しで、緑、特に草原の明るい緑が輝くように鮮やかで、風景全体が赤味を帯び始めていた。
記 2016/3/5
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