北海道Tour15#13
2015/9/21 晩成→鹿追-4

晩成→(国道336)美成→(町道)芽武→(道道55)大樹 (以上#13-1)
→(国道236・道道622・1022)尾田→(道道55)中札内 (以上#13-2)
→(農道)上清川町→(町道他)北八千代
(以上#13-3)
→(町道他)御影
(以下#13-5) →(道道718他)清水大橋
→(道道75)熊牛→(国道274)鹿追
 139km  RIDE WITH GPS

旭山の牧場 午後の日差しが傾いてきた RICOH GRU GR18.3mm1:2.8 雄馬別から町道経由で上美生へ 赤は本日の経路

 戸蔦以降、北岩内、八千代町、北八千代と、一貫して牧草地と森、小さな川を渡る一直線アップダウン、連続していない道の乗り換えと分岐が続いていた。

八千代町から山裾の牧草地が続く RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
地形がダイナミックに変化する RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 特に雄馬別橋から先、川渡りの登り返しが増え、上美生、太陽では40〜80mの段丘越えが登場。

 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
雄馬別の辺りは地形と道の線形が変化に富む RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 開けた風景の中に現れるこれらの下り登りは、過去訪問でのややしんどい記憶とともに把握はしていて、「あ、ここでこれが登場するのか」という具合に、次々と降りかかる火の粉のように粛々とやり過ごし、登り切った台地上で再び拡がる風景を味わう区間である。

開けた牧草地も山裾の雰囲気 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
景色が変化に富む 進んでも進んでも脚が停まる RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 それにしても、大樹からもうかなり走ってきている。今日のように北上しても、十勝清水や御影辺りから南下しても、十勝西部の山裾としては中程にすぎないこの辺り。今回も十勝の広さをつくづく思い知っている。

上美生から旭山経由で御影へ 赤は本日の経路
旭山の町道へ 下手が広々と開け始める RICOH GRU GR18.3mm1:2.8 パノラマ合成

 空にはやや低めの、しかし勢いよく流れてゆく雲が増え始めていた。日差しが厳しい今日のような日だと、やや涼しくなってむしろ都合がいい。

この辺りは道が山裾を通るためか印象的な風景のオンパレード RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

▼動画53秒 旭山へ 十勝が見渡せる
 そして適度な存在感の雲は、光と風景に変化を付けてくれる。

十勝の地平線がよく見える 夏だと曇っててまず見えない RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
森の向こうに地平線が見え隠れ RICOH GRU GR18.3mm1:2.8  パノラマ合成

 一方、戸蔦辺りから道は次第に山裾へ近づき、山の表面がはっきり見えていた。

日差しがどんどん傾いてきた こういう所は夏と決定的に違う RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
牧草地も空も地平線も静かに拡がる RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 風景の拡がりの中、迫り来る聳え立つ山々の姿は進むと共に形を変え、景色と空間感覚を刻一刻と変える。そして時々、道ばたの木々の隙間から下手の平野方面を一望できた。

いつの間にか景色が赤くなり始めている RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
どっちを見てもいい景色 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 15時を過ぎた辺りから、そろそろ風が涼しくなり始めた。いくら日差しが厳しくても、こういうところは夏と根本的に違う。

山のシルエットが青い RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

 そして傾き始めた午後の日差しで、緑、特に草原の明るい緑が輝くように鮮やかで、風景全体が赤味を帯び始めていた。

防風林の影が伸びてきた RICOH GRU GR18.3mm1:2.8
牧草地も斜光線の中 RICOH GRU GR18.3mm1:2.8

記 2016/3/5

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Last Update 2020/3/19
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