北海道Tour14#9
2014/8/15 仁宇布→大村-4

仁宇布→(農道・道道49他)美深→(国道275)美深峠 (以上#9-1)
→(国道275)政和 (以上#9-2)
→(国道275)幌加内→(道道48他)下幌加内
→(道道72)江丹別
(以上#9-3)
→(道道72)共和→(道道915)嵐山
→(道道98)江神橋→(市道他)西御料→(国道237)西聖和
→(国道452)五陵→(農道)大村  169km  RIDE WITH GPS

美瑛ポテトの丘YH到着 RICOH GR GR18.3mm1:2.8 江丹別から旭川経由で大村へ 赤は本日の経路

 「そばの里 江丹別」から出ると、空の低い雲がすっかり消えていた。14:55、江丹別中央発。

引き続き山間に拡がる畑 RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 谷間の影は意外なほど長くなり、日なたがそろそろ赤みを帯びている。

 旅程も9日目、もう8月15日。まだまだ暑いものの、確実に秋は近づいているのだ。

 下り基調の道道72〜915は、追い風でかなり順調に通過。

 静かではあるが何か展望が開けたり渓谷美が展開するような谷ではなく、ここは下り基調に乗じてどんどん工程をこなしてしまう。

 嵐山を過ぎると道央自動車道が見え、すぐに石狩川の土手と江神橋が登場。

江神橋から旭川経由で大村へ 赤は本日の経路

 15:30、江神橋通過。唐突に、そしていよいよ旭川盆地に到着したのだ。行程の余裕もまだ30分ある。今日は美深峠経由のコースでその後が上手くいったと言える。

 旭川の町中は、裏道をGPSトラックに沿ってクリア。あまり車に悩まされず、中美瑛川沿いに自転車道なども経由。

 近年旭川は、このパターンでストレスを感じずに、楽々通過できるようになったのが有り難い。

 16:15、西御料着。ここからしばし我慢の国道237だ。極力裏道を通るようにしていても、この区間だけどうしても国道が残ってしまう。合流点で目の前を通り過ぎる車の列に、ちょっと気が重い。

 16:25、西神楽着。ここで国道452へ分岐。

西神楽から美瑛西側経由で大村へ 赤は本日の経路

 国道とはいえ400番台、交通量が一気に減って田んぼの中の田舎道となる。

 途中で美瑛の丘へ向かう農道へ分岐、丘へ登る狭い谷間が始まった。

美瑛の丘に到着 RICOH GR GR18.3mm1:2.8
夕焼けの中をきょろきょろ見回す RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 夕方で観光客が少なくなった美瑛の丘は本当にいい。少し進むと景色が少しづつ変わる、美瑛の風景が存分に味わえる。 ▼動画1分36秒 夕方の美瑛をてれてれ

30年前もここから写真を撮った 谷の中央の木に見覚えがある RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 そして今日も夕方になってみれば、夕焼けの中を走れている。

丘が起伏するだけあって斜度も厳しいこの辺 RICOH GR GR18.3mm1:2.8

 この期に及んで10%以上の登りが頻発するものの、まあそんなに長い登りではない。

 17:35、大村「美瑛ポテトの丘YH」着。

幌加内から旭川経由大村美瑛ポテトの丘YHへ 赤は本日の経路

 四万十市出身で、いずれ自分で宿を開きたいというヘルパーさんが自転車を見て話しかけてくれた。四国の話で盛り上がる。いつだったか、大洲YHで北海道の話を延々と続ける同泊者に辟易したことを思い出し、自分だって北海道で四国ネタで盛り上がっているではないかと少し可笑しくなった。

 

 美瑛ポテトの丘YHは人気のYH。今日も食事が美味しく、宿泊者は多彩で賑やかだ。旅程最後の宿(明日の札幌はもう大都会なので除外)が賑やかなのが、人の少ない道東や道北から、次第に人々の間へ帰ってきた気にさせてくれる。昨日泊まった道北最後の宿が道北らしい牧草地の中の仁宇布。その後にこのYHが、旅程終盤に向けていい流れを作っている。仁宇布→美瑛のコースは私的に2通りあるが、どっちにしても仁宇布発で美瑛着のパターンを、序盤の道東巡りと共に崩すことが難しくなっている。
 明日はいよいよ最終日。同じく毎年恒例の、ベベルイ基線、麓郷、西達布、北落合、私的名所のメドレーだ。暑すぎず、適度に青空が見えてほしい。

記 2015/3/21

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Last Update 2020/3/20
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