開陽→(町道北19)武佐→(道道775)東武佐→(農道)俵橋
→(道道994)中春別→(農道)別海温泉→(新酪農道)奥行
→(道道930)上風連
(以上#2-1)
→(道道121・813)奥別寒辺牛→(道道813)西円
(以上#2-2)
→(道道928)上風連→(農道・町道)西春別
→(道道957)泉川→(農道・町道)萩野
(以上#2-3)
→(道道13・町道)虹別→(道道885)養老牛
→(道道150他)俣落→(町道北19他)開陽台
→(町道北19他)開陽
195km
RIDE WITH GPS
昨日通った道道13に合流してから少し先で分岐。
根釧台地の縁、萩野への登りでは、台地縁効果で少しは天気が変わることを期待していた。しかし、現実は逆に望ましくない方に天気が変わってしまった。もう霧雨などではなく本格的な雨である。
幸い今年は新兵器モンベルサイクルレインジャケットが味方に付いている。行程も終盤1/5、このまま進んでしまおう。
虹別から、いよいよ最終パートの根釧台地北側の1本道、道道885へ入り込む。
カーブ断続区間を過ぎるとこの区間の一番いいところ、養老牛の先まで続く一直線区間に移行するが、雨はもうだいぶ濃くなってしまい、牧草地の向こうの防風林から先は完全に霞みの中。いつもこの道で楽しみな西別岳裾の風景も、もう完全に見えなくなってしまっている。
西別岳登山口の手前からは昨日通った道の再訪だ。時間は昨日より早いのに、昨日眺めた景色がさっぱり見えない。
15:00、養老牛着。ここまで来たら、もう開陽まで20kmも無い。急がなくても15時台の開陽到着が可能だろう。いつものながかわ商店で少し雨宿りして、コーヒーを飲む。
15:15、養老牛発、再び雨の中へ。
北進では、牧舎のミルクスタンドと車が何台か停まっている喫茶店を横目に眺めて通過。開陽台に登れば、牛乳もソフトもサンドイッチも食べられるのだ。
ブレーキシューによるタイヤ汚れを気にしつつ、北進の坂を一気に下り、昨日通っておいたダートを滞りなく経由。
この期に及んで自転車が更に汚れてしまうが、まあそんなこと旅程が終わる10日後には、自転車がいつどういう理由で汚れたか、というだけの話ではある。
16時前に俣落に余裕で着けたので、次は順当に開陽台だ。コース考案者の石川さんは「開陽台は省略しても構いません」と仰っていたが、コース地図にはいちおう開陽台まで描かれているし、時間はあるし、昨日開陽台を断念したのだ。今日は開陽台に行かない理由より、行かなければならない理由の方が多い。それに17時までに着けば、開陽台の喫茶コーナーでソフトが食べられるのだと思うと、頭の中がソフトだけになっていた。
こういうときに限って、少し山裾に近づくだけで雨がかなり強くなる。
最後の登りで雨がつらくて押してしまい、意外に時間が掛かって16:35、開陽台着。まあ時間的にはもうソフトでも何でも食べられるし、一応16時までに俣落にも着けた。気分は大変良く、もう何でも構わない。
展望台に登っても、もはや根釧台地は霧の中。今より視界が無いときも過去にはあった。霧だけの日より、雨が降っている方が視界が効くのがなんだか可笑しいが、もうあまりそそんなことはもうあまり考えないことにして、今日のミッションをこなすことにしよう。
16時台に着けたので、開陽台ソフトを食べ、ローストビーフサンドを瞬殺する。17時に閉店するこの売店を、私が訪れることができる機会は案外限られてしまう。
運良く訪問できた時は、いつもひたすらがつがつ喰いまくりになってしまうのが、我ながら可笑しい。
開陽台からは町道北19へひと下り、宿へも更にもう一下りだけ。
17:10、開陽「民宿地平線」着。
今日は1日じゅう、GPSの画面を眺めながら微妙に複雑に根釧台地を曲がりくねるコースを乗り移って走っていたが、改めて手描きコースを見直すと、道道13合流点の手前が去年石川さんに伺った代替コースだったり、自衛隊矢臼別演習場の手前で少し演習場寄りすぎの経路を通ったりしてしまっていたが、目出度く本コース初の自転車修了者となれたのだった。そのうち修了証を発行していただけるとのこと。
でもそんなことより、1日じゅう根釧台地を目一杯味わえる素晴らしいコースを走れた充実感がとても大きい。それもただ道をつなげただけではない、各エリアの特徴がそのままコース全体の起承転結になっている、素晴らしいコースだったことがとても嬉しい。しばらく「民宿地平線連泊&根釧台地202kmコース」というのが、私的道東定番行事になりそうである。
石川さんは、第2の根釧台地200kmコースを考案中とのことで、その構想も教えて下さった。
夕食後は昨日と同様市内の中標津町営保養所の温泉へ、そして帰りに今日もセイコーマートを経由していただく。明日のコース前半は今日とだぶる箇所が多く、午後まで商店の類はほとんど無い。早朝の食事も含めて、たっぷり仕入れておかねば。
記 2014/11/5
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