幾寅→(北落合農免農道他)北落合
(以上#6-1)
→(北落合農免農道他)幾寅→(国道38)西達布
→(農道・道道253)麓郷
(以上#6-2)
→(道道253)布礼別→(町道ベベルイ基線他)東中
→(道道298)上富良野
(以上#6-3)
→(道道298・農道他)美瑛→(農道・町道)大村
119km
RIDE WITH GPS
14:50、上富良野発。
富良野線沿いにダート含みの細道から美馬牛へ。
以前部分的に通ったことはあった道だが、意外に美馬牛手前まで富良野前沿いの道が続いていて、木陰の下あまりアップダウンの無い道を通れて助かった。
しかし、実は少し、以前通ったことはあったかもしれないような気もする。
美馬牛付近ではやはり丘陵横断は避けられない。
舗装道路へ出るとさすがに美馬牛、道には観光バスが急に増えた。普通の乗用車も多い。なだらかにドラマチックに起伏する美瑛の丘を、遠くから観光バスが次々やって来るのはなかなか壮観で、慌ただしい。
美瑛の畑に観光客が入って農家が困っているという話は最近耳にするが、事態は話に聞く以上に進行していそうなことが何となくわかるような気がした。
富良野線を渡って新栄の丘へ向かう。
もうここまで来ると美瑛まっただ中。前後左右、丘の上からの眺めがいちいち絵になる。
近景の畑、森から連なる丘へ、遠景の十勝岳や芦別岳、様々な緑や麦の色が、夏らしい青空と赤っぽい光の中で見応えがある。ようやくこの景色に会えた。
▼動画55秒 美瑛 新栄にて 路上からこの展望
一方、ソフトを食べに立ち寄った展望休憩所には、観光客がうじゃうじゃ。特に外国人観光客が大ぶりな行動と大声で目立っているように思えた。それは今年の北海道のトレンドでもある。
まあ私も外様の観光客であり、基本的には観光地である以上、その風景は訪れた人みんなのものなのだ。
展望休憩所や駐車場から少し離れると観光客は減って、再び路上から赤っぽく染まりつつある丘を見渡せる。この道で思い出のアングルは多い。ある場所では木立や農家の形が変わっていたり、ある場所では昔通りだったり。また来れて良かったと思う。あまり惑わされずに自分の美瑛を楽しめばいいのである。
美瑛の町へ降りて、再びセイコーマートを探す。明日は歌登までの長丁場、早出のために朝食を仕入れておかないといけないのだ。去年通った旭川盆地裏道コースを行けば、行く手には東神楽の先旭川盆地北端山裾の愛別までコンビニは無いし、美瑛に近い東神楽のセイコーマートにはHotchefは無いので、今入手しておかないと朝食として手っ取り早く食べるのに都合がいいクロワッサンが無い。
しかし、美瑛の町中にあると思っていた、いや、かつてあったはずのセイコーマートが移転していたようで、町の北外れにしか無く、駅前からけっこう足を延ばす必要があった。セブンイレブンでもいいんだけどね、ほんとは、などと思いつつ、まあ時間もあることだしセイコーマートに寄っておく。
日陰で休んでいると、風が涼しい。もうすっかり夕方で、風も涼しくなっているのだ。
西側の丘へ登り、大久保協生の丘でもう一度景色と細道と観光客の喧噪を鑑賞し、裏道を大村へ。
16:55、大村「美瑛ポテトの丘YH」着。食事まで1時間半。余裕を持って風呂も洗濯もこなせる、いい時間である。
毎度の如く、夕食は美味しくたっぷりの充実ぶり。施設は小綺麗でバランス良く、人気ぶりも納得のいいYHである。しかしそれにしても、今年は外人のお客さんがかなり増えているのにはびっくり。YHも北海道の観光トレンドを影響を受けまくっているのだ。
明日の予報は道北曇り、降水確率30%とのこと。話だけ聞くと曇りなのに降水確率がやや高く、山間の天気は心配だ。しかしとりあえずは万が一のために輪行接続だけ押さえて、今日のこの晴天が長引くことを信じ、もう寝るしか無い。
記 2014/1/26
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