中川→(道道541他)歌内
→(国道40)雄信内
→(道道256)幌延
(以下#7-2)
→(道道121)沼川
→(道道1119他)下増幌
(以下#7-3)
→(道道1077)東浦
→(国道238)浜鬼志別
(以下#7-4)
→(国道238)浜猿払
→(村道エサヌカ線・天北南部広域農道他)浜頓別
153km
RIDE WITH GPS
もう少し寝ていたくても、無情に夜は明けてしまう。しかし自動的に昼も夕方も来る。夕方に今日も目的地に着くために、ちゃんと4時に起きて粛々と出発準備を進めなければならない。寝たければその後また早寝しよう。
今日の天気予報は晴れ後雨。しかし雨は早くても18時以降らしく、一応日中は安心できるようだ。問題は明日以降で、昨夜既に明日は大雨との予報が出ている。今年は明らかに雨に祟られている。それだけに、今日の走れるチャンスを有効に使い、終着の浜頓別まで粛々と走っておきたい。そろそろやや疲れ気味みたいな気もするが、何とか今日一日走りきれば、明日は雨で輪行できるのだ。それに、今日の宿は浜頓別の定宿トシカの宿。夕食はジンギスカン食べ放題なのだ。ちゃんと走って食べ放題に望みたい。それが清く正しいツーリストのあり方である。
5:55、中川「ポンピラアクアリズイング」発。町外れのセイコーマートで、滝上までの地図を送り返すうち、時間があっという間に過ぎる。
中川の町から幌延までは去年通った道道541と少し国道40を経由して道道256。2つの道道は、天塩川を挟んで国道40の対岸に、宗谷本線とは離合しつつ付かず離れず、という位置で、サロベツ原野の低山際を屈曲しつつ進む。
ほぼ平坦に続く道の周りは常に牧草地というわけではなく、宗谷本線沿いの防風林や、時には濁流が溢れそうに増水している天塩川沿いとなり、それらが次々入れ替わるわけでもなく延々と同じ景色が続くわけでもなく、まあ適度に変化を感じさせてくれつつ続く。その適度な変化のうちの、地形の緩い起伏がつらく感じられるのは、間違いなく疲れが溜まってきているせいだろう。あるいは、薄曇りであまりしゃきっと晴れないせいなのかもしれない。
歌内ではこの道道541が山の中へ向かってしまう。このため、一度天塩川対岸の国道40をちょっとだけ経由してから、再び天塩川を渡って宗谷本線側の道道256へ向かう必要がある。
去年発見した歌内対岸の細道農道は、距離は短いものの、軽トラ1台程度の幅の道が牧草地に続き、上手い具合に歌内から国道40へ抜けられるのだ。道北の低地らしい表情の、素晴らしい細道である。
雄信内からは道道256で雄信内大橋を渡って再び宗谷本線側河岸へ。
歌内までの道道541と同じ河岸の続きで、やはり標高の低い台地に道が続く。
景色も同じような傾向だが、サロベツ原野に近づくにつれ、次第に谷間が拡がってきて、より平地っぽく牧草地が多い。
道道256と道道541は、国道40より圧倒的に交通量が少ないので、緩めのツーリング気分にさせてくれる、脱力系の良い道である。
途中で北緯43度通過線を通過、7:55:幌延着。去年も休憩した、道道256沿いのセイコーマートで小休止とする。
記 2013/1/14
#7-2へ進む #6-4へ戻る 北海道Tour12 indexへ 北海道Tour indexへ 自転車ツーリングの記録へ Topへ