岩松→(県道4他)中駄馬
(以上#6-1)
→(林道大峠線)大峠隧道→(林道西谷線)黒尊
(以上#6-2)
→(県道381)口屋内
(以上#6-3)
→(国道441)網代→(県道8)目黒
(以下#6-5)
→(県道8)松丸→(県道280他)日吉
(以下#6-6)
→(国道197他)鹿野川ダム→(県道32)大川橋
→(県道55・44他)大洲
171km
RIDE WITH GPS
口屋内からは10年前にも通った国道441を、県道18分岐の網代まで四万十川下流部を少し遡上する。
▼動画41秒 国道441 東
道は河岸の森や農村に続き、拡がったり狭くなったりする。こちらはどうやら前回からあまり拡幅は進んでいないような気がする。
▼展望240° 国道441 本村 画像上でマウスをドラッグしてください
しかし、さすがは音に聞こえた四万十川、交通量はけっこう多い。車が何台も連続して通過して行くのは、途中道の狭い箇所で交換してまとめて何台も通るからだろう。
▼展望240° 国道441 本村→北の川 画像上でマウスをドラッグしてください
今日ももう10時過ぎ。お昼前の1日で一番暑い時間帯に入っていて、空は青々、山も周囲の森も川も緑で一杯だ。河岸の茂みや木々の向こうにちらちら見えたり、または茂みが開けて一杯に見渡せたりする四万十川も、緑色の川面がゆったりおおらかで、それは堂々たる清流、と言っていい。
▼動画1分25秒 国道441 岩間 堂々たる四万十川 沈下橋の岩間橋にも注目
▼動画40秒 国道441 岩間→網代
この辺りでは四万十川はもう下流域。思えば上流、中流、下流、そして河口と、四万十川の姿は全域を通してごく普通の川なのだが、大いなる普通というか、やはりその佇まいには何か気品が濃厚に漂っているのが、今回の訪問でよくわかった。
10:45、網代着。津大橋を渡って県道8へ。
▼展望180° 県道8 坂本 画像上でマウスをドラッグしてください
四万十川の支流の、目黒側の谷間の遡上である。
狭い道沿いに集落が点在するのはさっきの黒尊川と同じだが、こっちの方がやや谷間は広く浅い。
本流の、比較にならないほど川幅が広い四万十川沿いの方が、余程谷が狭く山がすぐに切り立っているのが面白い。
▼展望180° 県道8 下崎 画像上でマウスをドラッグしてください
谷間はかなり屈曲しているが、周囲の山は低いので、農村が続く景色は景色はどうしてもダイナミックという方向性ではなく、のどかで穏やかになる。
▼動画1分8秒 県道8 野々北
途中で、峠も無いのに高知・愛媛県境を越えるのも面白く、そのとたんに谷がやや広々とした雰囲気になるのがさすがは県境だ。
▼動画37秒 県道8 中組
その景色が更に拡がって、12:00、目黒着。盆地の広がりを、すっくとそびえる山々が取り囲んでいて、なかなか居心地のいい場所だ。お昼ともなるとさすがに気温はかなり上がり、暑さを感じるほど。朝の寒さが嘘のようだ。しかし、相変わらず田んぼは田植え前後、カエルやヒバリの声が嬉しそうで、外様のこちらも楽しい。
記 2011/5/29