岩松→(県道4他)中駄馬
(以上#6-1)
→(林道大峠線)大峠隧道→(林道西谷線)黒尊
(以上#6-2)
→(県道381)口屋内
(以下#6-4)
→(国道441)網代→(県道8)目黒
(以下#6-5)
→(県道8)松丸→(県道280他)日吉
(以下#6-6)
→(国道197他)鹿野川ダム→(県道32)大川橋
→(県道55・44他)大洲
171km
RIDE WITH GPS
8:45、黒尊を下り方面へ出発。登り方面に、集落が道沿いに続いているのが見えた。しかし、もう迷いはない。
▼動画1分33秒 県道381 黒尊→女郎口
県道381は最初は森の道で、谷底というか道の隣に、まだちょろちょろの黒尊川が並行していた。
狭い谷間が少し開けて、鍛冶屋からは集落が断続的に登場。
▼動画2分12秒 県道381 鍛冶屋
雨上がりの日差しはやや厳しく、新緑、田んぼ、畑、農作業に出始めた人々を鮮やかに照らしていた。
▼動画1分41秒 県道381 本村
小集落の愛らしい表情を、山鳥の声、渓谷の瀬音、カジカの声、そしてきりっと涼しい朝の空気が彩り、青空の下、それを緩下りに任せて楽しんでいれば良かった。
地図を見ないと全貌がわからないほど、谷間は屈曲していて、渓谷は延々と続いた。
下るにつれ川幅は次第に拡がり、流れはゆったり、淵は青々なみなみと、木々の向こうに木漏れ陽と共にきらきらしていた。
美しい川である。さすがは「四万十川流域で最も美しい景観」、その言葉に恥じない、堂々たる名川だ。
谷間の先が開けた。2日振りの四万十川との再会である。
黒尊川の四万十川への合流点は、大きな流れ二つが合わさって、というよりい大きな広い川原でつの間にかなんとなく混ざっていて、どこが合流点というのは断定できないような不思議な状態なのが、いかにも大らかで堂々とした四万十川らしい。
大きな沈下橋を渡り、10:00、口屋内着。
記 2011/5/29