須崎→(国道197)遅越→(県道317)寺野
(以上#4-1)
(以下#4-2)
→(県道19)船戸→(国道197他)北川
(以下#4-3)
→(国道439)鳥巣の駄馬
(以下#4-4)
→(国道439)大正
(以下#4-5)
→(国道439)中村
(以下#4-6)
→(国道321他)間崎
→(県道343他)下浦→(国道321)以布利
(以下#4-7)
→(県道27)足摺岬
180km
RIDE WITH GPS
寺野から少し四万十川上流部の遡上が続く。青い道路標識が無かったら単に集落内細道だと思いそうな、寺野の細道同士の分岐を県道19へ。
農村、田んぼ、畑と、すべてにおいて小振りな谷間は、くねくね曲がりながら森と里の景色がめまぐるしく入れ替わり、ますます適切に小振りで居心地良く可愛らしい。
▼動画27秒 惣崎 四万十川を見下ろす
変化に富みつつ何ともおっとり、あまりに普通にのんびりした表情の風景は、あの「最後の清流」四万十川流域だと思っているとやや意外ではある。
▼動画1分3秒 惣崎〜高樋
しかし、これ程ただひたすらのんびりと伸びやかな景色を、なかなか見ることがないのも確かである。
▼展望180° 高樋 画像上でマウスをドラッグしてください
▼動画37秒 高樋 展望180°
実はこの道、10年前の四国Tour01では逆向きに通っている。もう辺りが秒速で暗くなり始める18時過ぎ、まだ窪川「四万十の宿」までしかも大雨で身体が凍え始めていた。そのためか、狭いくねくねの田んぼと森の入れ替わる田舎道だったぐらいしか記憶がない。
いかに泡を食っていたか、自分で自分がかわいそうになってくる。
船戸で唐突に、早朝以来の国道197に再合流。このまま県道19を遡りたいが、今日はここから西へスライド、国道439で再び南下しないといけない。
やや慌ただしい国道197で、壁地トンネル越えからどんどん下ってゆく道を惰性に任せつつ、さっきまでの県道317と県道19が、のんびりした景色との一体感が思い出されてならない。ああ、幹線道路はなんでこんなによそよそしいのだ。
8:20、新田でヤマザキデイリーを発見、全くあてにしていなかったコンビニ登場に、考える余地もなく少し休憩とする。
この辺りで離合する国道439をちらっと眺め、もう一方の国道439の分岐の北川へ。
記 2011/5/21