須崎→(国道197)遅越→(県道317)寺野
(以下#4-2)
→(県道19)船戸→(国道197他)北川
(以下#4-3)
→(国道439)鳥巣の駄馬
(以下#4-4)
→(国道439)大正
(以上#4-4)
→(国道439)中村
(以上#4-5)
→(国道321他)間崎→(県道343他)下浦→(国道321)以布利
(以下#4-7)
→(県道27)足摺岬
180km
RIDE WITH GPS
中村市街を何とか抜けるため、とりあえず一番ましな道っぽい県道343、すぐ国道321に合流して四万十川沿いを経由。
相変わらずのんびりした表情の四万十川だが、その幅はますます広く、緑色の大河の大らかに豊かな表情には風格、いや、迫力すらある。やはり「最後の清流」の文字だけの印象とは違う、力強い、生命を感じる清流である。
空は何と無く黄砂で黄ばんでいるが、その日差しがまぶしい。釣りキチ三平もここでアカメと格闘したのである。
四万十川河口の間崎で県道343へ入ると交通量ががくっと減り、再びツーリングの時間感覚が戻ってくる。
▼展望180° 小名鹿 画像上でマウスをドラッグしてください
▼動画1分4秒 名鹿
名鹿のプライベートビーチのような静かな海岸からぐいっと台地上へ登ると、期待通りに密林や畑の中のアップダウンが続く。
▼動画1分38秒 台地上の密林〜畑
土佐清水手前の下浦まで、一番太平洋岸寄りの道となる県道343だが、台地上からはあまりに海が見えない。
でも途中で海岸まで下る箇所は何カ所かあり、どこも南国らしい鮮やかで豊かな浜辺が見えた。
立石の少し開けた谷間には、意外なほど纏まった田んぼと、農村集落が登場。
海と森の印象が強い高知県だが、少し開けた場所はこのように田んぼと畑が多い。昨日食べた、十和錦のような銘米もあるのだ。
▼動画24秒 立石→布浦 展望180°
▼動画1分28秒 布浦から下浦へ
小さな港町の布浦から、海岸沿いに下浦の港へ。
町の裏側を通って、しばし我慢の国道321へ。
国道321はやはり国道、交通量は多い。それに、今まで細道では景色の中を走っている気分になれたのに、何というか路上空間と周囲が明らかに違うのだ。
それはそれで芸風と車種により、こういう方が国道ツーリング気分になれる、という見解もあるかもしれないとは思う。
それでも、大岐海岸の南国らしい砂浜は、鮮やかで豊かで見応えがある。やはりさすがに四国最南部の道だ。
▼動画31秒 大岐海岸 太平洋が打ち寄せる砂浜
記 2011/5/21