2010/7/18 FCYCLEの尾瀬ツアー #2-1
尾瀬沼散策

赤は本日の経路(本図の経路は全経路非自転車) 濃い灰色は過去経路

御池→沼山峠休憩所→長蔵小屋
(以下#2-2) →三平小屋 (以下#2-3) →沼尻平
(以下#2-4) →長蔵小屋→沼山峠休憩所
(以下#2-5) 御池→(国道352)内川→(国道401)浜野
→(県道352他)宮床 45km

大江湿原のニッコウキスゲ 朝露に濡れつつも早起き君 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 4時、おもむろに起床。外はまだ薄暗くなかなか身体が目覚めませんが、何とか強引に荷物をまとめます。
 宿を出ると、やはりさすがに標高1500m。凍えるように寒く、熱中寸前に追い込まれた昨日の出来事が嘘みたい。一体程々というものは無いのか。しかし一方、空はまだ薄暗いながら澄み切って、梅雨明け直後らしく最高の夏空が期待できます。今日はいい尾瀬になりそうです。

御池ロッジから沼山峠経由で尾瀬沼へ 赤は本日の経路

 切符売り場で微妙に時間を食い、始発の4:30発シャトルバスにはぎりぎりで間に合いません。でも10分後の4:40の便があるので、全く問題無いのでした。
 空はシャトルバス発車待ちの間に次第に白んで明るくなってきました。バスが沼山峠休憩所に向かって山肌を登ってゆく途中、やや開けた展望ポイントで、運転手さんの「ご来光です」とのアナウンスとともにバスがサービス停車。乗客一同厳かに日の出を迎えました。なかなか憎い演出です。

シャトルバスからご来光を迎える RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9
 

 5:00、沼山峠休憩所発。
 ここから山道に入ります。朝の山鳥の声が響く爽やかな森の中。山道は階段や木道がよく整備されていて、この早朝からハイカーで一杯。これが6時、7時ともなると、きっともっと人出は増えるのでしょう。
 次第に陽が昇り、沼山峠を越えると山道に突然陽が差し始めました。

尾瀬沼の谷間に溜まる霧 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 森の中を大江湿原へと下ります。下り途中では谷間には霧が溜まっているのを見下ろせましたが、谷間に降りきって湿原が始まると、すっと霧が晴れてきました。

大江湿原へ降りてきた RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 ニッコウキスゲは朝露に濡れた草原でまだ2分咲き、時々咲いている花もみられる程度で、大部分はまだ蕾。時期的に少し早いのでしょうか。
▼展望360° 尾瀬沼到着目前 早朝の大江湿原 画像上でマウスをドラッグしてください

木道を行進 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成
まだ眠そうな湿原 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9 パノラマ合成

 まあそれより爽やかとしか言いようが無いきりっと涼しい空気、瑞々しい緑、すかっと済んだ青空。昨日の酷暑も今日のためにあった、この日程で来て正解だったと確信できる素晴らしさです。

朝靄を突いて進む RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 これがあの有名な夏の尾瀬か、とわくわくしつつ、爽やかな空気の中、朝日の湿原をどんどん尾瀬沼へと進んでいきます。

朝日がまぶしい RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9
なつさんぶっちぎりの爆進 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9
燧ヶ岳くっきり RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

 やがて、草原と霧の向こうに尾瀬沼が見えてきました。

ニッコウキスゲは蕾主体 霧の向こうに尾瀬沼登場 RICOH GR DIGITAL 3 GR6.0mm1:1.9

記 2011/2/11

#2-2へ進む    #1-3へ戻る    FCYCLEの尾瀬ツアー indexへ    自転車ツーリングの記録へ    Topへ

Last Update 2011/2/11
ご意見などございましたら、E-Mailにてお寄せ下さい。
Copyright(c) 2002-11 Daisuke Takachi All rights reserved.