落合→(県道22)柄山→(村道・林道間沢川線・堂平線・
伊那南部広域農道)中部→(市道・県道18他)北市場
(以下#2)
→(市道・県道18他)知久平
→(国道256・村道)柿野沢→(県道247)千代→(県道83)打沢
(以下#3)
→(林道千泰線・梨久保線他)温田
(以下#4)
→(県道1)満島→(国道418)鶯巣
(以下#5)
→(村道)平神橋→(県道1)熊打→(県道1)大嵐
97km
6:45、落合発。まずは県道22で小渋湖方面へ。
秋葉街道の谷間から飯田盆地へ流れ出す小渋川の谷間はかなり険しく、基本的に人気はありません。
鹿なども登場し、堂々と国道を横切って川原側の落差にびびって数秒躊躇、その後おもむろに飛び降りたりとかしています。
朝日が差し込み始めたばかりの谷間はまだ冷え込んでいますが、一方で空の中の光は強く鋭く、山の中腹の芽吹き始めた雑木林を照らし、柔らかく鮮やかな薄緑を見せてくれています。こういう景色を見ると、ようやく4月も中旬を実感できます。
谷底の川原にどろんとした緑色の水が拡がり始めると、小渋湖の上手です。ここで松除橋を渡り小渋川の谷間とはお別れ。
300m登り返して南の谷間に出るにも拘わらず、道の名前は県道22のままなのは、多分こちらが昔からの道なのでしょう。
道は小渋湖を眺めながらぐいぐい登り始め、雑木林の谷の奥でこれから向かう道を目の前に見上げつつつづら折れで更に登り、途中で飯田市に入ります。斜度が厳しいだけあってあっという間に高度が上がっても、辺りは山ばかり。
ところが峠部分を越えると、辺りは急に柄山の山腹農村風景に。
今日見たかった春の里山風景ではありますが、特に雄大な景色が拡がるわけではなく、それでも時々お馴染みの中央アルプスが木々の間に登場。
▼柄山 展望210°画像上でマウスをドラッグしてください
道ばたで立ち止まり、昨日の残りのパンなどを腹に押し込みます。
ささっと間沢側の谷底へ、間もなく谷底は狭くなって地図上でも道が黒線に。
ちょうどその辺りから道の名前は「林道間沢川線」に変わったようでした。
芽吹き始めた谷間をもう少し下り、途中の怪しげな細道分岐へ狙い定めて進入、小山を越えて堂平へ。
この黒線林道、地図では堂平で2本線の道と限りなく近づいて離れるように描かれているので、ほんとにつながっていないかどうか興味津々だったのですが、地図に描かれているトンネルを抜けてみると、実にあっけなく舗装道路に合流。元の林道はその先廃道になって再び離れていきました。
河野の谷間は棚田が多く、そのどこも水を張って掘り返し中。
鳴き始めのカエルの声が響き、山間からようやく盆地へ続く谷間へ出て、少しづつ暖かくなってきたことに気づかされたのでした。
8:35、北市場でコンビニ休憩。ここでようやく暖かいカップ麺にありつくことができました。
記 2010/4/24